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第1回 WEBrickを使ってみよう!

Webサーバー=Apache!?

 今、Webサーバーを構築しようとした時、ほとんどの人はサーバーソフトとして「Apache(Apache HTTP Server)」を選ぶと思います。

 確かにApacheは非常に高機能で、通常必要と思われるほとんどの機能が備わっています。

 しかし、自分用にちょっとしたサーバーを立ち上げるには、その設定項目の多さなどが少し大げさに感じることはないでしょうか?

 また、大抵のことは設定変更や外部で公開されているApacheモジュールなどで事足りますが、その範囲を超えてWebサーバーを拡張したい場合、自分でApacheモジュールを書かなくてはいけません。

 Apacheモジュールを書こうとすると、かなりしっかりドキュメントなどを読む必要があり、また主にC言語による開発になるので、どうしても敷居が高くなってしまい、実際に書くということはほとんどないでしょう。

 Apacheは非常に高性能ですが、そこまで高いパフォーマンスは要らないけれど、もっと手軽に使いたい、もっと中身を知りたいという要望もあると思います。

 そんな方におすすめなのが、本連載で扱う「WEBrick」です。

WEBrickとは

 WEBrickはRubyのみで書かれたWebサーバー用フレームワークです。Ruby 1.6では、単独で配布されていましたが、Ruby 1.8以降に標準添付されていますので、Rubyがインストールされている環境には既にインストールされているはずです。

 WEBrickはフレームワークなので、単体では起動できませんが、これを使うと簡単に自分だけのWebサーバーを書くことができます。

 Webサーバーを書くというと大げさに聞こえますが、通常Webサーバーとして必要な機能は備わっていますので、ほんの数行書くだけでWebサーバーを起動させることができます。

 新しいことを始めるには、触ってみるのが一番です。次ページから早速、WEBrickを使って簡単なWebサーバーを書いてみましょう。

著者について

masuidrive

masuidrive

PukiWikiなどのオープンソース活動を経て、2005年からRuby on Railsに的を絞り、WEB2.0社 PingKingやニフティ アバウトミーの開発に関わる。これまでのフリー活動から転身し、2007年は1年だけ会社員として働いた後、起業のため渡米。2008年4月にBig Canvas Inc.設立。現在、米ベルビュー在住。http://bigcanvasinc.com/http://blog.masuidrive.jp/

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