第3回 あると安心、孫の手アプリ

安全第一、安心第一

Webページを作成する時、「第1回:ベストなコーディングツールを探せ!(http://www.thinkit.co.jp/article/47/1/)」で紹介したような王道のアプリケーションやテキストエディタだけで頑張ることもできますが、作業を楽にするための「あると便利なアプリケーションやツール」を紹介してみましょう。

「セルフレイティング」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。簡単に説明すると、自分のWebサイトがどのようなコンテンツを含んでいるか、特にアダルトや暴力的な表現があるかないかを<meta http-equiv="pics-label" content=”~”>に埋め込むことで、安心してWebサイトを閲覧してもらえるというものです。これはMSN(http://jp.msn.com/)などに埋め込まれています。

しかし、実際にはあまり見かけないのが現実ではないでしょうか。筆者も担当していた大手プロバイダサイトのトップページのリニューアルの際に導入を検討してもらったのですが、後回しにされ続け結局導入されずに終わってしまいました。

なお導入するとなると、「content」の内容をどのように記述すべきか頭を抱えてしまうのですが、そんな時は「Family Online Safety Institute(http://www.icra.org/)」の「label generator(http://www.icra.org/label/generator/)」や、「SafeSurf(http://www.safesurf.com/)」の「SafeSurf Rating(http://www.safesurf.com/classify/)」を参考にしてみてはいかがでしょうか。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

色いろイロ

次に色の選定で参考になるツールを紹介します。ページ構成でキーとなるのが色の選定です。筆者のデザイン手法としては、デザインターゲットにあうイメージで自然界にあるものからキーカラーを数色選択して全体のまとまりを整えます。例をあげるとアゲハチョウから黒、クリーム色、オレンジを選ぶという手法ですが、派生色や色を引いた時のイメージをつかむために重宝するのがWebアプリケーションの「Kuler(http://kuler.adobe.com/)」です。

ここでは自分で作った配色を登録したり、また登録された配色のから好きなものを選び微調整するといったことが行えます。

もう1つ色に関係したテクニックは、アートディレクターやデザイナがおろそかにしがちな「色の判別が困難な少数派色覚者」に対する配慮です。デザイン面から少数派を切り捨てることもできるかもしれませんが、ユニバーサルデザインの観点はポータルサイトなどアクセス数が多くなればなるほどはずせない事項だと思います。

実際自分のWebサイトがどう見えるのかは、少数派色覚者の視点から見てみないと判断しがたいものです。そんなときに助けてくれるのが「Vischeck(http://www.vischeck.com/vischeck/)」です。

左のタブの「Vischeck → Run Webpages」からWebページの変換もできますが、レイアウトが崩れてしまうので、スクリーンショットを撮影してファイルをアップロードするか、グラフィックソフトのプラグインを使用するといいでしょう。

左のタブの「Downloads」にはPhotoshop用とImageJ用の2種類のプラグインがあります。どちらのアプリケーションも所有していない場合は「ImageJ(http://rsb.info.nih.gov/ij/)」をダウンロードして使ってください。

VischeckのImageJプラグインのインストール方法は「国立遺伝学研究所(http://www.nig.ac.jp/)」の「色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法(http://www.nig.ac.jp/color/)」のトップに詳しく説明されているのでそちらを確認してください。

次は、バリデートについてのアプリケーションを紹介してみましょう。

著者について

まつむら よしあき

まつむら よしあき

Webデザイナー。舞台役者をやりながら舞台美術の世界でデザインに目覚め、ファッション誌のエディトリアルデザインからwebデザイナーに転身。現在イー・アクセス株式会社にて更なる技を磨いている。

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