サーバーOS選定 6つのポイント

2009年7月3日(金)
大村 幸敬

本連載で取りあげるサーバーOSたち

 本連載ではサーバーOSを表のように分類します。ここではそれぞれの分類について簡単に説明します。なお、ここに紹介していないサーバーOSや、複数のハードに対応したOSもありますが、おおむねシェアが多いものを優先してカテゴライズしたことをご了承ください。

カテゴリー サーバーOS名 提供元 商用サポート 主要ハード
Windows系 Windows Server 2003 マイクロソフト あり IA
Windows Server 2008 マイクロソフト あり IA
商用Linux系 Red Hat Enterprise Linux 5 Red Hat あり IA
SUSE LINUX Server 11 Novell あり IA
フリー系 Cent OS 5 (コミュニティによる) なし(*) IA
Debian
GNU/Linux 5.0.x
(コミュニティによる) なし(*) IA
FreeBSD 7.x - RELEASE (コミュニティによる) なし(*) IA
商用UNIX系 Solaris 10 サン・マイクロシステムズ あり 専用
AIX 6.1 IBM あり 専用
HP-UX 11i HP あり 専用
Mac OS X Server v10.5 Apple あり 専用

(*) コミュニティによる有償サポートは無いが、数社が独自のサポートを有償で提供している

図3:本連載で取り上げるサーバーOS

※今回比較対象としたOSが動作する主要なハードを指し、他のハードで動作する場合もあります。

インテック
株式会社インテック ITプラットフォームサービス事業部所属。社内のLinux/OSS事業立ち上げに参画後、金融機関を中心に大規模システム基盤の提案・構築・運用サポートを担当。
Linuxから仮想化を経て、現在はクラウドの中身が気になる日々。
http://www.intec.co.jp/

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