さて、最終回の今回はこれまで学んできたCanvasのテクニックを応用して、アナログ時計のjsライブラリを作ってみましょう。図1に完成図を示します。
Canvasでは、Webブラウザで表示可能な画像を組み込み表示することが可能です。Canvasは文字を描画する機能がないため、その代用として画像組み込みが重宝します。
今回は、Canvasに描いた線や図形に好きな色を指定する方法を解説していきます。これまで、Canvasに線を描く場合はstrokeメソッドを、図形を塗りつぶす場合はfillメソッドを使ってきましたが、Canvasに表示される色はすべて黒でした。これは、Canvasで描かれる図形のデフォルト色が黒となってるためです。
前回では矩形(四角形)を描くstrokeRectメソッドやfillRectメソッドを紹介しました。これらは、呼び出すだけで矩形の線を描いたり、塗りつぶした矩形を描いたりすることができ、非常に分かりやすいメソッドでした。しかし、これらのメソッドはCanvasにおいて例外的といっても良いでしょう。
Canvasとは、JavaScriptを使って動的に図を描くために策定された仕様です。これまで、動的に図を表示させる方法としては、Flashが代表的な選択肢でした。しかし、Canvasを使うことで、テキストエディタさえあれば、誰でも無料で動的に図を描くアプリケーションを作ることができるようになるのです。
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