Linuxの標準シェルであるbashの編集コマンドは、デフォルトではemacs系のコマンド体系になっており、「Ctrl-A」で行頭に戻ったり、「Ctrl-P」で履歴をたどったりすることができる。実はこの編集モードをviにすることができるのだ。
今回はヘルプ、設定ファイル、基本操作について説明していく。まずはヘルプについて紹介していこう。ヘルプを表示するには、ノーマルモードで「:」を入力してコマンドモードに入り、「:help」と入力する。なお、以降については基本的にコマンドモードにて操作していることを前提とする。
僕がvi(またはVim、以下Vim)を使う一番大きな理由は「手をホームポジションに置いたままいろんなことができるので、ずっとキーボードを打ってても疲れない」ということにある。手や腕の移動が少ないから体もラクチン。ホームポジションから手を動かさなくなった関係でタッチタイピングも得意になり眼球の移動が少なくなって目もラクチン。
今回はプログラムを書く時に便利な機能をいくつか紹介していく。「第2回:Vimの基本操作をマスターしよう」で紹介したヘルプ画面は、現在編集しているファイル画面を分割して表示される。Vimではヘルプ画面以外の画面についても自分の好きなように分割可能だ。新しくウインドーを作るには、「Ctrl-W n」(「Ctrl-W」を押してから「n」を押す)または「:new」と入力する。後者の場合は「:new foo.txt」のようにファイル名を指定することができる。なお、以降については「Ctrl-W n」系の操作を中心に進めていく。
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