本シリーズの最終回は、PostgreSQLと、商用RDBMSとして普及しているOracle Databaseとの違いについて簡単にご紹介していきます。
今回は、PostgreSQLを複数のサーバー機に配置するクラスタリング構成について紹介します。クラスタリング構成で運営すると、可用性(信頼性)や 性能を向上させることができます。
2009年7月に、およそ1年半ぶりのメジャーバージョンアップとなるPostgreSQLバージョン8.4がリリースされました。本記事執筆時点 (2009年10月)ですでに、いくつかのバグ修正が適用された8.4.1がリリースされています。実稼働システムでの採用はこれから始まるといった段階 です。
今回は、PostgreSQLの機能面や性能面がどのように進化、成長してきたかを紹介します。
PostgreSQLは多機能であることで知られた代表的なオープンソースのデータベース製品です。2001年ごろには日本語の格納が不自由なく行え、ト ランザクションや、論理ホットバックアップ、外部結合、行ロックなどの機能をサポートしていました。また、その当時からWebサイトのバックエンドなどを 中心に実用システムにもしばしば採用されてきました。
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