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サーバ解体新書
サーバ解体新書「日本HP〜HP ProLiant DL365編」

第5回:担当者が語るHP ProLiant DL365のテクノロジ

著者:ThinkIT編集局   2007/7/5
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日本ヒューレット・パッカード株式会社 エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部インダストリー スタンダード サーバ製品本部 プロダクトマーケティング部 担当マネージャ 礒 佐江氏

日本ヒューレット・パッカード株式会社
エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部
インダストリー スタンダード サーバ製品本部
プロダクトマーケティング部 担当マネージャ
礒 佐江氏


大手外資系コンピュータメーカーにて法人営業担当として活躍後、マレーシアの製造拠点において顧客の個別要求に対応するファクトリー・インテグレーションの立ち上げ、拡販を経験。その後、x86サーバのプロダクトマーケティング・マネージャとして主にボリューム系サーバ製品担当する。2004年より日本HPへ入社、インダストリースタンダードサーバ製品本部にて、現職。


日本ヒューレット・パッカード株式会社
エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部
インダストリー スタンダード サーバ製品本部
プロダクトマーケティング部
大江 隆夫氏


1996年にコンパック(現、日本HP)に入社。日本語化を行う部署に配属後、1997年よりサーバ製品部に異動。3回の会社合併を経験しながらも、一貫してProLiantサーバのプロダクトマーケティングに携わる。現在は、インダストリースタンダードサーバ製品本部にてProLiantサーバの管理ツール・ソフトウェア製品を担当する。

エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部 インダストリー スタンダード サーバ製品本部 ブレード・バリュープロダクトマーケティング部 大江 隆夫氏

匠の技が入ったAMDプロセッサが提供するハイパフォーマンスサーバ

今回取り上げたHP ProLiant DL365はどのようなコンセプトで作られているのか。そしてHPのサーバの設計思想はどのようなものなのかを製品担当者より話を伺った。

ThinkIT — 日本ヒューレット・パッカードにおけるHP ProLiantをはじめとするIAサーバ全体の戦略はどのようなものなのでしょうか?
礒氏:HPのIAサーバとなるProLiantシリーズには、ブレード型となる「BLシリーズ」、タワー型となる「MLシリーズ」、ラック型となる「DLシリーズ」の3つのサーバ製品ラインナップがあります。これらは搭載しているプロセッサであるAMDとIntelのロードマップに沿った形で製品を展開しています。


ThinkIT — DLシリーズのなかでDL365の位置づけは?
礒氏:ラック型となる「DLシリーズ」でも搭載しているプロセッサはIntelのものとAMDのものに分かれています。HP ProLiant DL365は、Intelプロセッサを搭載したHP ProLiant 360G5のAMDプロセッサ搭載モデルという位置づけです。AMDのプロセッサはHigh Performance Computing(HPC:注1)やElectronic Design Automation(EDA:注2)などのアプリケーションの処理に強いこともあり、それらの市場ニーズに応えるためにHP ProLiantシリーズにおいて製品化しています。

AMD Opteronプロセッサ
AMD Opteronプロセッサ

※注1: ゲノム解読、天気予報の精度の向上、衝突実験における人体ダメージの計算、核分裂の立体画像シミュレーションなどの研究開発や設計シミュレーションの各分野で現実には不可能だった実験シミュレーションなど、超高度な演算性能を要求する分野。

※注2: Electronic Design Automationの略で、電子機器や半導体など電気系の設計作業を自動化し支援するためのソフトウェア、ハードウェアのこと。

ThinkIT — PCサーバ市場の中でAMDプロセッサを搭載している機種の比率はどれくらいなのでしょうか?
礒氏 礒氏:AMDプロセッサを搭載したサーバの日本におけるシェアはまだ4%しかありません。それはIntelのQuad Core搭載プロセッサが先に市場に投入されたことが理由に挙げられるかと思います。しかしAMDでも今年後半には「Barcelona」というQuad Coreのプロセッサがでてきますので、これをきっかけに市場が動くと思われます。

   日本ではHPCやEDAといった用途で利用するために選んで購入されているケースが多くみられます。そもそもAMDプロセッサは米国では20%、ワールドワイドでも14〜15%もシェアを持っています。今後、AMDのプロセッサはHPCやEDAなどの特別な用途ではなく汎用的方向へ向かっていくと思いますので、その勢いをHPのサーバにも盛り込んでいければと考えています。

ThinkIT — 購入時に選択するオプションで多いのは何でしょうか?
礒氏:HP ProLiant DL365を購入されるお客様ですと、オプションとして購入されるもので最も多いのがメモリです。この他に例えばHPC用途で使う際に重要視されるのがメモリとネットワークの帯域幅なので、高速なネットワークインターフェイスカードも選ばれる方が多くみられます。

   拡張スロットに装着するカードにはPCI ExpressもしくはPCI-Xの2つがありますが高度な使い方をされているお客様の中には、PCI Expressを使って高速なネットワークカードを装着される方もいらっしゃいます。

内部にあるPCIスロット部
内部にあるPCIスロット部

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INDEX
第5回:担当者が語るHP ProLiant DL365のテクノロジ
匠の技が入ったAMDプロセッサが提供するハイパフォーマンスサーバ
  ProLiant DL365の内部設計思想に迫る
  運用監視が標準だからこそ運用コストを削減できる
サーバ解体新書「日本HP〜HP ProLiant DL365編」
第1回 外観・ロジックボード・CPU
第2回 メモリ・RAIDコントローラ・ドライブ類
第3回 Systems Insight Display・ファン・電源
第4回 iLO・インターフェース・インジケータ・付属品
第5回 担当者が語るHP ProLiant DL365のテクノロジ

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