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| 基礎知識 |
オープンソースの基本を理解する
著者:可知 豊 2005/9/30
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| はじめに
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オープンソースとは何なのか。その条件は「オープンソースの定義」(注1)として明確化されている。しかし、予備知識なしに読んでも分かりにくい部分も多いだろう。そこで、本稿ではオープンソースの基本を解説する。
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| ソースコードとは何か
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コンピュータはプログラムで動いている。プログラムを開発するには、まず「ソースコード」(Source Code)を記述する。ソースコードは、プログラムの動作をプログラミング言語を用いて記述したものだ。そのために、人間が理解できる形式になっている。ソースコードは、もともと人間が記述したものなので、それを読めばプログラムの動作を理解したり改良したりできる。
コンピュータは、このソースコードを直接実行するわけではない。ソースコードを解釈して、コンピュータに実行できる形式に変換してから実行するのが一般的だ。この変換は、コンピュータによって行われるが、大規模なアプリケーションでは時間がかかる(図1)。

図1:ソースコードとバイナリーコード
コンピュータが直接実行できる変換されたプログラムを「バイナリーコード」(Binary Code)と呼ぶ。バイナリーコードは、コンピュータが直接実行できるため高速に実行できるという利点がある。ただし、コンピュータが実行できる2進数に変換されているので、どのように動作しているか人間が理解するのは難しい。
ソースコードの特徴
- 人間が、動作を理解したり改良したりできる
- これだけではコンピュータは実行できない
バイナリーコードの特徴
- コンピュータは高速で実行できる
- 人間が理解するのは手間がかかる
一般的に、コンピュータで動作するプログラムは、バイナリーコードになっている。WindowsやMicrosoft Officeは、このバイナリーコードで提供されている。そのソースコードはマイクロソフトが持っており、一般の目に触れることはあまりない(注2)。これに対して、オープンソースでは、このソースコードが公開されている。
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