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東京大学助教授
古澤明氏 |
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1998年、世界初の実験の成功はアメリカの科学誌『サイエンス』のその年の10大ニュースに選ばれた。また、論文は「ジュラシックパーク」で知られる作家、マイケル・クライトンの目に留まり、タイムトラベルを題材にした歴史冒険小説『タイムライン』で、参考文献として彼の名前とともに紹介されている。
超高速演算を可能にする量子コンピュータは今、世界中の研究者が基礎研究にしのぎを削っているが、その最も重要な基礎技術のひとつである量子テレポーテーションの研究で、世界の先頭を走っているのが、その実験「スクイージング技術を用いた遠隔地間での量子状態の情報伝達の実証」を成功させた人物、古澤氏なのだ。
2004年には、二者間だけでなく、三者間の量子テレポーテーション実験にも成功、量子情報ネットワークへの手がかりをつかんだ彼は、また世界の度肝を抜いた。最初から科学者の道を目指していたわけではない。大学院を経てニコンへ。そしてアメリカ留学が転機をもたらす。 |
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