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第7回:仕事の“やり損”を回避せよ!世渡り上手な自己PR術
IT転職百科事典

第7回:仕事の“やり損”を回避せよ!世渡り上手な自己PR術
編者:Tech総研  2006/12/13
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Part1 その頑張りって、本当に報われてるの?
職場での評価に対するアンケートの結果から、特に注目したいのが、自己アピールに対するエンジニアの消極的なところか。いったい何が原因なのか、データの中身を見てみよう。
 左に図を見てほしい。「あなたは積極的な自己PRを職場で行っていますか?」という質問をグラフにしたものだ。その結果、「常に意識をもって行っている人」26%にとどまったのに対し、「まったく行っていない」というのが46%と約半数を占めていたのだ。逆に「現在のあなたの査定に対する満足度を教えてください」というアンケートに対しては「やや不満だ」26%「不満だ」21%となり、こちらも半数近くのエンジニアが評価を快く感じていないという結果が出た。

 また、グラフはないが、自己PRと満足度をクロス集計したところ、自己PRは「まったく行っていない」が、査定は「やや不満」「不満」だと感じているエンジニアは46%と約半数に及んだ。特に自分をアピールするわけではないが、査定には不満があるというエンジニアの姿が浮き彫りになったわけだ。技術職なので渡世術的な自己PRは苦手という人も多いだろう。しかし、やはり社会においては自分を見せることがうまい人間ほど、早く高みにいけるのが実際なのだ。ほんのちょっとの努力でいまのポジションから上にいける可能性があるのならやっぱり自己をアピールすることは大切だろう。
 そこで今回はそうした努力をした結果、環境が改善できたという具体例を紹介すると共に、自己PRについて徹底的に掘り下げていきたいと思う。では、まず成功例から見ていくことにしよう。
Part2 低評価脱却の「マイ自己PR術」はこれだ!
自己PRすべき直接の相手は日ごろ接している直属の上司になる。上司にもいくつかのパターンがあり、それぞれ対応も違う。ここでは成功例から導き出される具体的な対策をみていきたいと思う。
ケース1 客先の上長から直属上司に伝えてもらう
評価を行う直属上司が多忙、人員が多いこともあり、必ずしも全員の評価を適性にできているかが不安なうえに、客先に常駐していて、普段直属上司と顔を合わす機会が少ない。
29歳 男性 神奈川県 システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系) 年収520万円(うち残業代100万)
上司のタイプ   会社の評価制度
  人の好き嫌いが比較的激しく、人によって態度が違う。自分は好かれているほうだと思うが、嫌われたら大変そう。
成果主義。半年に一度チャレンジ目標設定と前の期の評価を実施。面談により評価(ボーナス)が決まる。また、1年に一度自分の職務ランク付けを実施し、面談後に評価が決定し、給与へ反映。
自己PR
客先で直属上司の目が届かないので、自分から直属上司に極力情報を流すようにした。
PRスタイルとその成果
重要なメールに関してはCC/BCCにいれたり、また客先の直属上司から自分の直属上司に連絡を入れてもらったりした。以前から常に実施しているので、給料が上がった実感はないが、同期の中では一番評価が高い。給料には一応、満足はしているがもっと給料は上げてほしい。
ケース2 報告・相談の時は解決案も提示
複数のシステム保守など、仕事がほかの人よりも多岐にわたっているのだが、果たしてその業務をきちんと理解されているのか不安。
39歳 男性 埼玉県 システム開発(Web・オープン系) 年収700万円(うち残業代30万円)
上司のタイプ   会社の評価制度
  見てないようで細かなところまで見ていて、困っている顔をすると何げなく声をかけてくれる。技術の知識も豊富で、とても信頼できる。
完全な成果主義ではないが、まず半期目標を設定し、半期ごとに目標と成果について上司との面談を行い、賞与査定、昇進などに反映される。
自己PR
問題点などの報告は、必ず解決案をいくつか用意し、上司が迅速な判断ができるような資料を用意した。
PRスタイルとその成果
上司に解決策を考えさせるなと、新入社員のときの上司に仕込まれたので、具体的な解決案の提示は以前から常に行っている。また、報告という形を使って、多くの仕事をこなしていることをアピールした。結果として専門学校卒だが、大卒の同期よりも早く、トップで主任クラスに昇格した。


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