

株式会社ピーエスシー 執行役員 CTO 兼 新規事業推進室 室長
外資サーバーメーカーとソフトベンダーでシステムアナリスト、プロダクトマネージャ、プロダクトマーケティングという職域で日本のITビジネスに長年携わる。2006年7月より現職。現在、次世代に向けた事業の立ち上げ、推進役にIT技術の視点だけではなくサービスビジネスおよび経営の視点を持って携わる。

エントランス
2001年宇宙の旅をイメージしたエントランス。テレビは代表が骨董品店で譲り受けたもの。
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関氏 ピーエスシーは1996年の9月に創業しました。当時マイクロソフトでは、Windows NTのプロモーションが盛んな時期で、エンタープライズレベルの大手企業がそれまでのメインフレーム中心で構成した社内システムからPCとPCサーバで構成する「オープン・システム」という形態のシステム導入をはじめていました。
その中で、全国に支社展開されていたある保険会社でのネットワーク構築が、一番はじめの仕事でした。全国の各支店にWindowsサーバを設置し、オフィスネットワークを構築するといった拠点展開を中心に手がけていました。
その後は、導入・設置後のシステム運用を任されるアウトソーシングビジネスも手掛けるようになりました。このIT分野でのアウトソーシングを含め、ここでは「ITサービス」と呼びますが、このITサービスを中心にしたビジネスをここ11年間進めてきています。

関氏 このITサービスからさまざまな形で派生したものがあります。こういったITサービスは、主にバックエンドで顧客の生産性を向上するといったサポートに軸足を置いたビジネスです。時代の要請もあり、ITサービスに加えてWebサイトの構築を行うようになり、その派性でWebマーケティングのコンサルティングビジネスもはじめました。
今も昔も企業に向けたサービスを行っていることに変わりはありません。しかし現在では、チャネルパートナーを介したビジネスというよりも、直接エンドユーザ企業に対してアプローチをするためのブランディングを行っています。
その1つが「POWER-STUDIO.COM(パワースタジオ)」です。パワースタジオは「Webサイトを作るための工房」をイメージした事業体で、大手企業のWebサイト作成を行っております。おかげさまで、ここ2〜3年、このパワースタジオで作成したWebサイトが、デザインが優れているということで評価・注目されています。
ブランディングができていることから、ここ数年は主要な事業の1つとして伸びていくと考えています。

関氏 もう1つ、MSPやASPといった事業に対して取り組んでいます。この事業領域のコンセプトは、データセンターを1つのビジネスプラットフォームと考え、「次世代のビジネスはデータセンターの上で進めていこう」というものです。


関氏 そうです。もともと「ワンストップ」のような概念があり、長くビジネスを培ってきた中で少しずつ本格的に提供できるようになったと考えています。
ピーエスシーは、いわゆる「Aの技術が特に優れている」というような「テクニカルオリエンテッド」なIT企業ではありません。我々は「サービスに軸をおいたIT企業です」と言っています。
「サービス」といった時点で、そこには必ず顧客が存在します。よってその時点ですでに当たり前のように顧客の視点を持って仕事をするというモデルがはじまります。これは創業当時からの引き継がれた仕事に対する基本的な考えです。この考えに基ついて結局これまでやってきたことが顧客からみた場合に「ワンストップ」であり、そのような事業展開ができるコンセプトを持っているサービス提供企業といえるのではないでしょうか。
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