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Exadel StudioによるStruts/JSF開発

第4回:JSPの作成方法

著者:竹添 直樹(TAKEZOE, Naoki)   2006/3/8
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JSPの作成

   Exadel StudioのJSPエディターを使用してJSPのコーディングを行います(図1)。
JSPの編集
図1:JSPの編集
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   JSPエディターは、「Visual/Source」「Source」「Visual」の3つのタブに分かれており、「Source」タブではJSPのソースコードを直接編集、「Visual」タブではJSPのプレビューを表示、「Visual/Source」タブではソースの編集とプレビューを同時に行うことができます(有償版では「Visual」タブでJSPをグラフィカルに編集することが可能です)。

   「Source」タブではHTMLタグやカスタムタグの補完が可能なほか、パレットからのタグの入力も可能です(パレットのツールバーからパレットのカスタマイズを行うことができます)。

   また、キャレット位置のタグの属性情報がプロパティービューに表示されるので、プロパティービューで属性を変更することも可能です。

   今回のサンプルではログイン画面となるindex.jsp、ログインに成功した場合に表示されるsuccess.jsp、失敗した場合表示されるerror.jspの3ファイルを実装します。


Strutsの場合

   Strutsの場合、画面遷移ダイアログラムにJSPを追加した際、すでにJSPのファイルがWebContent配下に作成されているので、それらのファイルにコードを記述していきます。

   ログイン画面のソースコードはリスト1のようになります。

リスト1:index.jsp(Struts版)
リスト1:index.jsp(Struts版)
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します)

   特に難しいところはないと思いますが、リスト1の(1)と(2)でバリデータのクライアントサイド・バリデーション(JavaScript)に関する指定を行っています。バリデータの設定については後述します。success.jspとerror.jspに関しては結果を表示するだけの簡単なJSPなので、ソースコードは割愛します。

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竹添 直樹(TAKEZOE, Naoki)
著者プロフィール
竹添 直樹(TAKEZOE, Naoki)
弱小零細企業のプログラマ。Javaによる業務アプリケーション開発やオープンソースを活用した研究開発などに従事。趣味でEclipseプラグインなどの開発を行っており、Seasarプロジェクトなど国内外のオープンソースプロジェクトにもコミッタとして参加している。現在転職活動中。

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