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東芝ソリューション株式会社
東芝ソリューション、新機能の搭載で検索性能が向上したXMLデータベース TX1の新バージョンV2を発売
2006/11/28
新機能は自然言語処理機能とデータ連携機能
東芝ソリューション株式会社は2006年11月28日に、テラバイト級の大容量データを高速に検索できるXMLデータベース「TX1」の新バージョンV2を11月28日から販売することを発表した。今回発表されたTX1 V2では、コンテンツ管理システムとデータ統合システムに対応した2つの新機能を搭載している。
自然言語処理機能
単語の意味に着目した検索で、探したいデータをより素早く抽出できる
データ連携機能
RDBやNotesなどの様々な形式のデータをXML形式に変換しTX1に登録する
自然言語処理機能
形態素解析方式(注1)の検索が行える自然言語処理機能を搭載し、単語の意味に着目した検索を可能とした。この新機能により型番などの英数字列はこれまでのNグラム方式(注2)で、長い文章からなる本文などは形態素解析方式で、と使い分けることで探したいデータを素早く抽出できるとのこと。
※注1:
形態素解析方式とは、意味のある単語で索引となる文字列を切り出す方式のこと
※注2:
Nグラム方式とは、隣接する文字列で索引となる文字列を切り出す方式のこと
図1:Nグラム方式と形態素解析方式のXMLの要素単位での使い分けの例
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
データ連携機能
RDB、Notesなどの企業内の様々な形式のデータをXML形式に変換し、TX1に登録するデータ連携機能を新たに搭載。元データからXML形式へのデータ変換方法を指定して実行するだけで、TX1へ容易にXMLデータとして登録できるとのこと。データ連携機能により既存システムはそのまま運用しながら、複数システムに分散したデータを一元管理するデータ統合システムを最適に構築できるとしている。
図2:データ連携機能を活用したデータ統合システムの例
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
今後企業におけるデータは増加の一途をたどることは明らかであり、それらのデータを管理・活用できるソリューションとして、注目していきたい。
東芝ソリューション
http://www.toshiba-sol.co.jp/
XMLデータベース TX1
http://xml.toshiba-sol.co.jp
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)