
日本ヒューレット・パッカード、ITコンソリデーションの検討・企画段階におけるコンサルティングサービスを発表
日本HPITコンソリデーションコンサルティングサービス
2007/2/27 18:45
IT統合を成功に導く、6つのサービスメニューを用意
日本ヒューレット・パッカードは2月27日、システムの集約、統合を行うITコンソリデーションの企画や戦略立案を支援する「ITコンソリデーションコンサルティングサービス」を発表した。
このサービスはシステム統合に着手する前に、ITコンソリデーションの検討・企画を行うにあたって、ユーザ企業のスムーズな移行を支援する。企業では「統合範囲の決定が難しい」「投資対効果が不明瞭」「適切な統合方法がわからない」「統合に伴うリスクが心配」といった不安要因を抱えており、コンソリデーションの必要性を認識しているものの、実際に着手できないことが多かった。
同サービスはこのような不安を払拭して、十分な事前分析・調査に基づくスムーズなコンソリデーションを実現するものとして位置づけられる。
同サービスは以下の6つのサービスから構成されており、それぞれの特徴は以下の通りとなる。
ITコンソリデーション コンサルティングサービス
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
なお、価格が「参考価格」、期間が「期間の目安」となっているサービスに関しては、実際の価格と実施期間は個別見積もりとなる。
| ITコンソリデーションビジョニングワークショップサービス |
| 内容 |
ビジネスの目的とITの目的を整合させ、その中でのコンソリデーションの位置付け、必要性を明らかにするとともに、実践する上での障害を洗い出す。 |
| 対象者 |
CIO、ITシステムマネージャ |
| 参考価格 |
42万円〜(税込み) |
| 期間の目安 |
2日 |
| ITインフラ環境棚卸サービス |
| 内容 |
コンソリデーションを検討しているものの、IT資産の現状把握が不十分な企業を対象に、IT資産の棚卸調査支援を行い、インフラ環境の傾向と分布を分析・可視化するサービス。 |
| 対象者 |
UNIXサーバ、x86サーバ、ストレージ(他社製品、混在環境にも対応) |
| 参考価格 |
252万円〜(税込み) |
| 期間の目安 |
4週間〜 |
| ITインフラ環境分析サービス |
| 内容 |
コンソリデーションを検討しているものの、その進め方と導入効果を実施前に把握したい企業を対象に、実際のシステム環境を題材として、現状分析、コンソリデーションのハイレベルデザイン(統合後の完成予想図)の作成と、統合効果の試算を行う。 |
| 対象者 |
UNIXサーバ、x86サーバ(他社製品、混在環境にも対応) |
| 参考価格 |
189万円〜(税込み) |
| 期間の目安 |
2週間〜 |
| ITインフラ運用評価サービス |
| 内容 |
ITインフラ運用の見直しや統合を検討している企業を対象に、現状のIT運用状況についてITILのプロセス視点での評価を行い、運用プロセスの改善項目を3時間という短時間で分析する。 |
| 対象者 |
ITインフラの運用プロセス |
| 参考価格 |
21万円(税込み) |
| 期間の目安 |
3時間 |
| ITコンソリデーションサイジングサービス |
| 内容 |
古いサーバのコンソリデーションを検討しているが、どういった技術や機器を採用すべきか悩んでいる企業を対象にツールを活用して現状のサーバ利用率を実測し、最新の技術・機器による統合後の構成をシミュレーションするとともに、サーバ統合に投資するための判定材料を提供する。 |
| 対象者 |
x86サーバ (UNIXサーバには2007年中に対応予定) |
| 参考価格 |
336万円〜(税込み) |
| 期間の目安 |
4週間〜 |
| ITコンソリデーション基本構想策定支援サービス |
| 内容 |
コンソリデーションの検討にあたり、具体的な方針を決め、社内コンセンサスを取りたい企業を対象に、他のサービスとの組み合わせにより課題を明確化し、現状とあるべき姿をまとめ、中長期的なITインフラ施策の指針となる「基本構想」の策定支援を行う。 |
| 対象者 |
UNIXサーバ、x86サーバを含むインフラ環境を中心とする(他社製品、混在環境にも対応) |
| 参考価格 |
630万円〜(税込み) |
| 期間の目安 |
2ヶ月〜 |
ITコンソリデーションが求められる背景としては、IT環境の最適化や予算の構造改革、J-SOX法準拠、災害対策の必要性があげられる。現在では複雑かつ乱立したIT環境をシンプルで柔軟なものにするためにはITインフラの最適化が不可欠である。同社では上記サービスを用意することで、顧客が抱える不安を払拭し、スムーズなコンソリデーションの実現につなげるという。
(ThinkIT編集局 千本松 歩)