
ネオジャパン、高機能ファイル転送システム「desknet's DAX EXTRA」を発表
電子メールファイル転送サーバ
2007/3/27 14:00
メールサーバに負担をかけずに社内外でファイルを転送
ネオジャパンは3月27日、大容量ファイルの送受信が可能なファイル転送システム「desknet's DAX EXTRA」を発表し、出荷を開始した。
同社によると、近年大容量ファイルを扱うケースが増加しており、特にメールに添付した場合にサーバに大きな負担がかかるとともに、メールのやり取りそのものに支障のある状況となっているという。
同製品は、大容量のファイルをサーバにアップロードし、メールにはダウンロード先の情報のみを記述することで負荷を軽減するシステムだ。送受信共にWebベースで行うため、専用ソフトをインストールする必要はない。
メール作成機能など、ユーザが利用する機能はDMZ(内外部からのアクセス可能な地帯)に設置したゲートウェイサーバ上で行われるため、企業内のユーザだけでなく取り引き先についても送信者としてユーザ登録が可能となる。
同製品の主な特徴は以下の通り。
- Webベースなのでインターネット接続環境さえあれば、専用ソフトをインストールすることなく、ブラウザからファイルの送受信が可能。
- 管理者側でメール送信やダウンロードに関する制限の設定などのユーザ管理を行える。
- ファイルのダウンロード可能回数や容量について管理者側で設定可能。
- 送信日時の指定が可能。
- メール本文の雛形の登録が可能。
- 任意にパスワード設定が可能。パスワードをイメージ化してメールに添付する機能の搭載。
また、動作環境は以下の通り。
- Windows環境
- 対応OS:Windows Server 2003、Webサーバ:IISまたはApache
- Linux環境
- 対応OS:RedHat Linux 9.0/ES3.0、Fedora Core 3、Webサーバ:Apache
価格は、基本50ユーザで52万5,000円、追加50ユーザが42万円とのこと。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)