
日本電気、同社の「InfoFrame」とシステムズの「Vista導入支援」での協業を発表
Vista導入支援DataCoordinator
2007/6/22 19:45
Windows Vista導入に関するコンサルティングサービスを両社協業で提供
NECとシステムズは6月22日、NECの情報基盤を管理する「InfoFrame」とシステムズの「Windows Vista/Office2007導入支援コンサルテーションサービス」の販売協業を目的として技術提携を強化したと発表した。両社は今後3年間、DataCoordinatorの出荷目標を150本、関連ビジネスも含めて40億円の拡販を目標ととのこと。
今回の提携は、以下の点について行われたとのこと。
- 企業システムにWindows Vistaを導入する際に必要なコンサルティングサービス
- アップデートが必須となる周辺ミドルソフトウェア製品の組み合わせ検証
これらについて、両社による技術検証および市場へのプロモーションを行っていく。
システムズはこれまでにも、汎用機やオフコンも含めた旧来システムからオープン系システムへ移行/統合などの実績がある。「Windows Vista/Office2007導入支援コンサルテーションサービス」は、このノウハウやマイグレーション特許を基にしたものだ。Windows Vistaの導入時における、旧Windows OSやオフィススイートのリプレース、業務アプリケーションの移行までをサポートする。
また今回、「InfoFrame DataCoordinator」の期間限定ライセンスについても発表された。これは同アプリケーションの使用許諾を、データベースの移行処理を行う3ヶ月間または半年間だけに限定して提供するとのことだ。
(ThinkIT編集局 森谷一敏)