SRA OSS、PostgreSQL 8.1に対応したPowerGres on Linux V4を発表
OSSPostgreSQLPowerGres
2007/7/19 19:40
Linuxプラットフォーム向けのPowerGresファミリ製品
SRA OSSは7月19日、PowerGresファミリのLinuxプラットフォーム向け製品の「PowerGres on Linux V4」を発売開始すると発表した。出荷開始は7月23日を予定している。
同製品は、高機能なオープンソースデータベースとして定評のある「PostgreSQL」の安定したバージョンを、Linuxプラットフォーム向けに製品化したものだ。PostgreSQLの基本機能に加え、簡単にインストールできるインストーラや高い操作性を備える管理ツールを同梱するとともに、サポートも提供している。
今回発表されたバージョンではPostgreSQL 8.1をベースにしており、様々な機能追加の他、マルチプロセッサシステム/64bitアーキテクチャ/大容量メモリなどの環境におけるスケーラビリティが向上しているとのことだ。
主な動作環境は以下の通り。
CPU |
Intel x86、AMD64およびIntel 64(EM64T) |
OS |
Red Hat Enterprise Linux 5/Advanced Platform |
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4 |
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3 |
メモリ |
128MB以上(256MB以上を推奨) |
HDD |
100MB以上の空き容量 |
価格は、PowerGres on Linux V4が5万400円、初年度年間サポート込みの場合は13万4,000円となっている。
なお7月19日から、出荷に先立って同社のWebサイトより60日間の無償で試用できる評価版のダウンロードサービスを開始するとのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)