みなさんはSLCPという言葉を知っていますか。SLCPとはSoftware Life Cycle Processの略で、ソフトウェアの開発ライフサイクル、つまりこれまで解説してきた基本設計から総合テストまでの開発工程を指す言葉です。SLCPの代表的なものは30年前に提唱されたウォーターフォールモデルですが、近年ではプロトタイプモデルやスパイラルモデルなども登場し、これらをミックスして採択しているケースもあります。
SLCPは標準化も進められており、国際的には1995年にISO/IEC12207という標準プロセスが作成されました。日本でもこれをもとに「JIS X 0160」という標準プロセスが作られました。そして、ソフトウェア開発における一連のライフサイクルプロセスを可視化し、共通の枠組みを規定した「共通フレーム98 SLCP-JCF98」が策定されています。