連載 [第117回] :
  週刊VRウォッチ

マイクロソフト、2月末にMRデバイスHoloLens2発表か?

2019年1月21日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、360度カメラInsta360シリーズの最上位モデルとなるプロ向け360度カメラ「Insta360 TITAN」の国内予約販売の開始がされ、話題となりました。Insta360 TITANは8基のマイクロフォーサーズセンサーを備え、最大11K画質での360度撮影が可能です。

一方AR関連では、MRデバイスHoloLensの次世代モデル「HoloLens 2」の発表の噂に関するニュースが注目を集めました。HoloLensは2018年12月に謎の在庫切れが発生しており、新型HoloLens登場の前触れである可能性が高いと報じられています。

ハコスコが「Insta360 Titan」の予約販売を開始、11Kを誇るプロ向け360度カメラ

先週、Arashi Visionから360度カメラシリーズの最上位モデル「Insta360 TITAN」の発表をお伝えしました。そのInsta360 TITANの国内での予約販売が始まります。

https://thinkit.co.jp/article/15693

株式会社ハコスコは、360度カメラInsta360シリーズの最上位モデルとなるプロ向け360度カメラ「Insta360 TITAN」の予約販売を開始しました。2019年4月から順次出荷開始予定、価格は188万円(税込)です。

プロ向け360度カメラ「Insta360 TITAN」は、2019年1月に行われた世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES 2019」にて発表されました。8基のマイクロフォーサーズセンサーで11K画質を実現。デジタルカメラにも搭載されているマイクロフォーサーズセンサーは、一体型の360度カメラに搭載できる画像センサーとしては最大のものとなります。

本ニュースの詳細はこちら:
ハコスコが「Insta360 Titan」の予約販売を開始、11Kを誇るプロ向け360度カメラ
https://www.moguravr.com/hacosco-insta360-titan/

現役プロ選手も注目するVRアイスホッケーゲームで認知能力が向上

ラスベガスで開催された家電見本市Consumer Electronics Show(CES)に、チェコのスタートアップSense ArenaはVRアイスホッケーゲーム「VR Hockey Trainer Sense Arena」を出展しました。

「VR Hockey Trainer Sense Arena」は、PC向けVRヘッドセットHTC VIVE対応のソフトです。現役のNHL(ナショナルホッケーリーグ)選手や、アイスホッケーの指導に当たるコーチ陣からの徹底した監修を受けて制作されています。本作は一般のユーザーの他、プロのアイスホッケー選手が使用することも想定して開発されており、利用者の認知能力を向上させることを目的としています。

本ニュースの詳細はこちら:
VRアイスホッケーゲームに現役プロ選手も注目 認知能力が向上
https://www.moguravr.com/sense-arena-ces2019/

マイクロソフト、2月末にMRデバイスHoloLens 2発表か?

マイクロソフトが、2月25日からバルセロナで開催されるモバイル機器の見本市MWC Barcelonaで行われる予定の、同社のレセプションイベントに出席するための招待状を、一部メディアへ送付したことが明らかになりました。

レセプションの詳細は公開されていませんが、マイクロソフトのCEO Satya Nadella氏やCVPのJulia White氏、そしてHoloLensの生みの親でありマイクロソフトのテクニカルフェローであるAlex Kipman氏が登壇することが判明しています。

Kipman氏は、マイクロソフトのMR部門を率いている人物です。このことからカンファレンスイベントで、MRデバイスMicroSoft HoloLensの次世代モデル「HoloLens 2」が公開される可能性が高いと推測できます。マイクロソフトは、イベントの詳細については「ノーコメント」としています。

本ニュースの詳細はこちら:
マイクロソフト、2月末にMRデバイスHoloLens2発表か
https://www.moguravr.com/microsoft-mr-hololens2/

日立ら、鉄道車両向けのAR作業管理システムを共同開発 製造効率の向上を図る

株式会社日立製作所は、AMAGATA株式会社および京都機械工具株式会社とともに、鉄道車両向けにAR(拡張現実)技術を利用したボルト締結作業管理システムを開発しました。

作業者のヘッドセットのディスプレイに締結すべきボルトの位置を表示し、規定通りに作業ができたかを確認、デジタル処理によって自動的に管理します。本システムを活用することで、鉄道車両の製造作業の効率化と品質の向上を図るとのこと。

本ニュースの詳細はこちら:
日立ら、鉄道車両向けのAR作業管理システムを共同開発 製造効率の向上を図る
https://www.moguravr.com/hitachi-ar-system/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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