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日本の誇りをかけて、いざアトランタへ!

2008年4月28日(月)
山浦 弘

地球規模のPower Puzzleに挑む!

 2007-2008のシーズンは、FLLの10回目のシーズンにあたり、そのテーマは「Power Puzzle」でした。「Power Puzzle」では、「地球の現在と未来に合ったエネルギーの生産と消費の方法を見いだす」ことを子供たちに求めています。この問題の解決に日本では約180チーム(概算で1,800人)が参加し、全世界で約10,600チーム(概算でなんと106,000人!)が参加しました。

 各国または地域のコンテストの上位チームは米国ジョージア州アトランタで開催される「FLL World Festival」もしくは米国以外で開催される「FLL Open Championship」への出場の機会を与えられ、国際的なコンテストが実施されます。

 一昨年、昨年は日本から2チームがFLL World Festivalに参加しましたが、2007-2008のシーズンにおいてはFLL Open Asian Championshipが日本で開催されるため、FLL World Festival 2008への派遣チームは筆者の参加する「Eleven」の1チームのみで、26カ国から出場するほかの82チームとともに、FLL World Festivalに参加することとなりました。

 Festival開催の約1ヶ月前の3月15日にアトランタの町は竜巻に襲われ、会場であるGeorgia DomeとGeorgia World Congress Center(GWCC)も大きな被害を受けてFestivalの運営に大きな影響を及ぼしましたが、それでもその影響を最小にとどめる努力をしてくださった運営スタッフには大変感謝しています。さて、ここからがいよいよFLL World Festivalの実況レポートです。

初めての顔合わせ:大会前日

 Festival開始前日の16日の夕方には参加登録と「ピット」と呼ばれる展示ブースの設営を行い、これから一緒に戦っていく各国のチームと初めて顔を合わせました。どのチームのメンバーも自信に満ちて楽しげで、まさに「お祭り」に参加しているといった様子が印象に残りました。

 Elevenのメンバーもピットの準備を早々に終え、すぐに各国のメンバーと缶バッジの交換をしたり名刺をもらったりなどと楽しく交流していました。このような交流は大会中ずっと続きました。

 この日開催されたコーチミーティングでは、17日は「プロジェクト」などのプレゼンテーションとロボット競技の練習、18日はロボット競技の本番と言うスケジュールの説明、さらに「いくつかのチームは追加の説明を聞くために18日にコールバックされる」と言った説明がありました。この時にはまだ、まさか日本代表チーム「Eleven」が18日にこのコールバックを受けて大忙しになるとは思ってもいなかったのです。

東京工業大学
大学院理工学研究科 准教授。専門は機械力学・制御工学。2005年に結成されたチーム「Eleven」のメンターの1人として2007年7月より一緒に活動。メンバーの新鮮な発想や才能に日々驚きながらFLLの活動を楽しみました。

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