Flashで簡易RSSリーダーを作ろう!
RSSファイルをFlashで読み込んでみよう
では、Think ITのRSS2.0ファイル(http://thinkit.jp/rss/rss20.xml)を読み込む方法を紹介します。完成データをダウンロードできますので、合わせてご利用ください(797_1.zip/1.67 MB)。
今回、ActionScript 3.0で作成していきますが、ActionScript 3.0に慣れていない方もいらっしゃると思いますので、classファイルを作成せず、すべてFlaファイル内のフレームにActionScriptを記述しています。ActionScript 3.0になじみがない方にも内容を理解いただくために、できるだけコードを短くし、コメントを記載しております。
ダウンロードファイルの中に完成ファイル「RSS_Reader.fla」がありますので、Flash CS3もしくFlash CS4で開いて、レイヤー「シーン1」に書かれているActionScriptの内容を「アクションパネル」で確認してください。
記事の構成上、RSSデータを取得する部分を主に紹介していきます。
まず、読み込むRSSファイルを指定して読み込んでいる部分は、40行目~42行目です。40行目に記述されているアドレスの内容を変更することにより、読み込むRSSファイルを変更することができます。正しくRSSファイルの読み込みが完了しますと、49行目でRSSの任意のデータを取得/表示する処理を実行します。
今回は、Webサイトのタイトルとして
記事の内容を取得する方法ですが、60行目にあるように「for each in」を利用し
また、
読み込んだRSSファイルを表示してみよう
取得した各データを表示するには、ダイナミックテキストフィールドに表示することで実現できます。ただし、取得したデータにはリンク情報も含まれておりますし、タイトルや日付の文字サイズなども変更したいため、HTMLで文書構造を指定し、見た目の装飾部分はCSSで指定していきます。
ただし、Webサイトのタイトルは一行であるため、テキストフィールドのプロパティで見た目の設定を行っています。
70行目以降で、取得したデータにHTMLタグを追加しています。この際に、日付を表示形式を変更しています。RSSデータでは日付は「Fri, 05 Dec 2008 11:00:00 +0900」のように分かりづらい形式になっていますので、「2008年12月5日」のように分かりやすい表記に変更します。
HTMLタグを追記した内容をダイナミックテキストフィールドに表示します。表示する際に、テキストフィールドをHTML表示できるように「インスタンス名.htmlText」と設定します。
この状態では、記事の表示の見た目の設定を行っていませんので、次にCSSを読み込んで見た目の設定を行っていきます。
「Flashで簡易RSSリーダーを作ろう!」サンプルプログラム