[PR] 「アイル」の「アプリケーション運用代行サービス」

2009年7月1日(水)
シンクイット編集部

「アイル」がアプリケーション運用代行・ソリューションサービスを本格スタート

 GMOホスティング&セキュリティは、同社が運営する国内最大級のホスティングブランド「アイル」において、「アプリケーション運用代行サービス」の提供を開始する。

 同サービスは、ローエンド、ミドルエンドの企業が抱えるシステム運用負荷の削減にフォーカスしたものだ。

 「エンタープライズ規模であれば、社内に情報システム部もあるでしょうし、有名な大手SIerを使って保守運用の体制も整えられるでしょうが、ローエンド、ミドルエンドの多くの企業ではなかなか難しいものです」と、GMOホスティング&セキュリティ 専用ホスティング事業本部 副本部長 兼 マネージメントサービス部 部長の鈴木義幸氏は説明する。

 いまや企業規模に関わらずeメールなしのビジネスは考えられないし、企業ホームページを持たない会社を探すほうが難しい。しかし、ローエンド、ミドルエンドの規模の会社では、こうしたサーバーに専任の運用担当者を置くことが難しかったり、そもそも社内にリテラシーを持った人間がいなかったりする場合が多い。情報システム部門があっても、人数が少ないためにシステム運用の負荷が本業の妨げになりかねない場合もある。

 そんな悩みを抱えたローエンド・ミドルエンドの企業を対象にした運用代行・ソリューションサービスが「アプリケーション運用代行サービス」だ。

従来のマネージドにはなかったアプリケーションの運用代行サービス

 通常のホスティングでは、事業者側はユーザーのシステムには触らない。サーバーのハードウェアや回線のトラブルには対応するが、OSより上のレイヤーについては、基本的にroot権限を持つユーザーがリモートで運用している。

 マネージドサービスの場合でも、24時間365日の監視と障害連絡、OSパッチやセキュリティパッチなどの適用といったことが事業者側の守備範囲となっており、アプリケーションについては、事業者が指定したアプリケーションのインストールと設定代行までが限界だった。

 それに対して、「アプリケーション運用代行サービス」は、OSの上のレイヤーのWebサーバーやデータベースなどのミドルウェア、そしてアプリケーションも運用代行の対象とするサービスだ。

 従来のマネージドサービスでは、アプリケーションが運用代行の対象となっていないため、アプリケーションに関してはどんなに軽い障害でも企業の担当者もしくは開発の流れで運用を担当するSIerが復旧に当たらなくてはならなかった。しかし、「アイル」の運用代行サービスはアプリケーションも対象にすることで、この問題を解決し、企業は専任担当者なしでも高度な保守運用体制を実現できるのだ。

 「アイル」では、従来からサーバー運用のほかに、ソリューション運用代行サービスとしてメールサーバーの構築からセキュリティなどをセットにして提供する「メールサーバー運用代行」や「MS Exchange運用代行」を提供してきた。また、サーバーのインフラ構築からWebコンテンツの移動、Webアプリケーションのインストール、データベースのデータ移動までを受け持つ「システム移行サービス」もメニュー化し提供している(図1)。

 今回の「アプリケーション運用代行サービス」は、こうしたサービスのノウハウを活用し、アイルが提供し構築したサーバー以外の、自社や他社ホスティングサービスで構築されたシステムのアプリケーションの保守・運用も引き受ける。

 「企業内で運用に苦労していたシステムやアプリケーションの保守・運用をアウトソーシングできるため、内部工数負担を大幅に軽減でき、効果的なコスト削減が可能になります」(鈴木氏)

 では、「アプリケーション運用代行サービス」の主な特徴を紹介していこう。

著者
シンクイット編集部

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