構成
タイプ
NIC 0の
用途
NIC 1の
用途
VMのフォルトトレランス インストール
の種類
トラフィックの
分離
VMの性能 安全性(VLAN)
デフォルト サービス
コンソール
VMと
VMotion
未対応 標準 ある程度可能 VMotion処理が頻繁に発生しなければ、良好 中程度:VMotionが業務ネットワーク上で稼動。VLANを導入すれば、VMotionトラフィックの分離とセキュリティ強化に役立つ
隔離
トラフィック
サービス
コンソールと
VMotion
(兼用)
VM 未対応 インストール後、コマンド・ラインを使用 優れている 管理トラフィックが大量に流れなければ、良好 優れている:サービス・コンソールはプライベート・ネットワーク上で稼動。VLANを導入すれば、VMotionとサービス・コンソールのトラフィックを切り離すことができる
VMotion
専用
ネットワーク
サービス
コンソールと
VM(兼用)
VMotion 未対応 インストール後、コマンド・ラインを使用 ある程度可能 管理用トラフィックが少なく、VMotion処理が頻繁に発生する場合に向く 中程度:サービス・コンソールが業務ネットワーク上で稼動。VLANを導入すれば、サービス・コンソール・トラフィックの分離とセキュリティ強化に役立つ
冗長NIC NIC 0は、VMとサービス・コンソール兼用。NIC 0とNIC 1をチーム化し、VMとVMotionが使用する 対応 インストール後、コマンド・ラインを使用 ある程度可能で柔軟性に富む VMotion処理が頻繁に発生しなければ、良好 安全性に劣る:VMotionとサービス・コンソールが業務ネットワーク上で稼動。VLANを導入すれば、サービス・コンソールとVMotionのトラフィック分離と、セキュリティ強化に役立つ

表1:Dell PowerEdgeブレードサーバを使ったNICとVLANの構成例