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BPMS実践講座
ビジネスプロセスの可視化を実践するBPMS

第4回:Process Modelerの基本を押さえる

著者:日本プロセス  須山浩克、磯谷奈津子   2007/2/13
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まとめ

   2回にわたってBPMサイクルの「業務のモデリング」について解説してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。「業務のモデリング」はまず「現状の業務の姿を可視化して把握」「把握してから改善、あるいはシステム化」ということが、シンプルかつ効果的な実践手法なのではないでしょうか。

   BPMSは、業務改善をされる皆様を支援するシステムです。どのようなBPMSにするかは、目的、方向性、重要ポイントによって様々に変化します。

   次回以降は、モデリングしたプロセス図を元にBPMSを構築する段階となります。「どのようにビジネスをコントロールするためのシステム、アプリケーションを構築していくのか」を具体的に解説します。
  • 業務プロセスアプリケーションで何ができるのか
  • 業務プロセス(フロー)アプリケーションと画面フローアプリケーションは何が違うのか
  • BPMSとワークフローは何が違うのか

   上記のテーマについて説明する予定です。ご期待ください。

SBMソリューション概略紹介

毎回、最後に簡単なSBMのソリューション紹介・事例紹介を付記します。

アウトソーシング会社のリソースマネージメン

目的:社員の増加による管理コストの増大
少ない予測データによる正規社員数の見誤り
重要な雇用手続き時間
48時間以内に給与支払いの登録
非常に厳しい瞬時性が求められているSLA
導入結果
人事・給与の共有化かつ集中管理モデル化を実現
管理コストの削減
的確なデータによる正規社員数の見積もり
日々のマネージャ管理業務の軽減
Savvionを採用した理由
直感的で、使いやすい
業務モニタリングとコントロール、業務の変更改善を柔軟に行う
スモールスタートから柔軟なシステム拡張を可能とする

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日本プロセス株式会社 新規事業部 サヴィオ ビジネスユニット 須山 浩克
著者プロフィール
日本プロセス株式会社  新規事業部
サヴィオン  ビジネスユニット
須山 浩克

2001年からSavvion BusinessManagerの企画・販売活動に携わり、2005年から販売したモデリングツール(Savvion ProcessModeler)によるシステム開発の提案活動に従事。


日本プロセス株式会社 新規事業部 サヴィオ ビジネスユニット 磯谷 奈津子
著者プロフィール
日本プロセス株式会社  新規事業部
サヴィオン  ビジネスユニット
磯谷 奈津子

2002年よりサヴィオン事業に参加。現在は営業アシスタントとしてProcessModelerを担当。


INDEX
第4回:Process Modelerの基本を押さえる
  はじめに
  プロセス図の保存の仕方
  Process ModelerおよびPAMの利用例
まとめ