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VS.Php
使って理解!PHP開発環境「VS.Php」

第1回:Visual Stuidoインターフェースを用いたPHP開発用IDE「VS.Php」

著者:アシアル  亀本 大地   2007/4/3
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VS.Phpをインストールして使ってみる

   それではさっそく、VS.Phpをインストールして利用する手順を紹介していきましょう。
VS.Phpのエディションを選択

   VS.Phpには単体で動作するVS.Php Standaloneと、Visual Studioのアドオン版であるVS.Php for Visual Studioの2つのエディションがあります。すでにPHPで開発を行っている方や、これからPHPを始めようと考えている方々は、Visual Studioを所有している方ばかりではないと思いますので、本連載ではVS.Php Standaloneを例に紹介していきます。

   既にVisual Studioの.NET以上のいずれかのバージョンを試用している方は、VS.Php for Visual Studioを選択してもよいでしょう。ただし、Visual Studio 2005 Express Editionではアドオンを組み込めないため、それを使用している方はStandalone版を選択してください。

VS.Php Standaloneのインストール

   では、実際にVS.Phpをインストールしてみましょう。VS.Php Standaloneは実行環境として.NET Framework 2.0が必要ですので、これを前もってインストールしておきましょう。.NET Framework 2.0は下記のWebサイトから入手できます。


   なおVS.Php for Visual Studioを使用する方は、この作業は必要ありません。

   各エディションのVS.Php日本語版は、30日間の試用版がアシアルのWebサイトよりダウンロードできます。下記Webページから「30日間お試し版 ダウンロード」をクリックし、表示されたものの中から「VS.Php Standalone」を選択してください。

VS.Php日本語版(30日間の試用版)
http://www.asial.co.jp/vsphp/

   ファイルをダウンロードしたら、これを適当なところに保存してZIPファイルを解凍したのちにsetup.exeを実行します。後はウィザードに従ってインストールしていきます。

インストールウィザードの画面
図1:インストールウィザードの画面

   インストール終了時に再起動を求めるダイアログが表示されますので、これに従ってシステムを再起動しましょう。再起動後、「スタート → すべてのプログラム → Jcx.Software → VS.Php Standalone Edition」からソフトウェアを起動します。

VS.Php Standalone Editionからソフトウェアを起動する
図2:VS.Php Standalone Editionからソフトウェアを起動する
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   VS.Phpを起動すると、図3のような試用版の使用期限とライセンス入力を求めるダイアログが表示されますが、ここでは「試用版を使う」を選択してください。するとVS.Phpのワークベンチが起動します。

試用版の使用期限とライセンス入力を求めるダイアログ
図3:試用版の使用期限とライセンス入力を求めるダイアログ
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   以上で、準備は完了です。

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アシアル株式会社 亀本 大地
著者プロフィール
アシアル株式会社
亀本 大地

大学院時代にはじめたテスターのバイトを機に、Webプログラミングの世界へ足を踏み入れる。当初はASP+SQL Serverを使うMS系のプログラマーだったが、アシアルへの入社を機にオープンソースを主流に扱うようになる。PHPを生業とするが興味の幅は広く、技術と聞けば設計からインフラまで、あらゆる事がこなせるようになるのが目標。


INDEX
第1回:Visual Stuidoインターフェースを用いたPHP開発用IDE「VS.Php」
  定番と呼べるIDEがなかったPHP
VS.Phpをインストールして使ってみる
  基本的な使用方法