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システム企画担当者のためのBIシステム導入の勘所
〜速く、安く、確実に導入するには〜 |
第1回:BIの世界を体験する−イントロダクション
オープンソースBIツールOpenOLAP
著者:アイエイエフコンサルティング 平井 明夫 2004/11/16
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その他のViewerの機能
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データセルに表示されるメジャーの値に応じて、文字の色や、データセルの背景色を自動的に変更させることができます。これをハイライト機能と呼びます。
ハイライトの設定は、ツールバー領域にある画面設定ボタンで、図10のような設定画面を呼び出して行います。
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図10:ハイライト機能の設定画面
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この例では、\50,000,000以上の売上金額の場合は、データセルの背景色が緑に、\10,000,000以下の売上金額の場合は、文字の色が赤になるように設定しています。
このような設定を行っておけば、図11のように「OpenOLAP」が自動的に色を変更して表示します。
Viewerには、グラフ表示機能もあります。ツールバー領域にある画面表示形式設定ボタンで、グラフ表示、または、表とグラフの両方を表示する画面に変更することができます。
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図11:ハイライト機能を使用した分析画面
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図12は、表と棒グラフを表示した画面の例です。
グラフの種類には、棒グラフ以外に、折れ線グラフ(図13)、円グラフ(図14)などが用意されています。
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図12:表とグラフの両方を表示する画面形式
図13:折れ線グラフ画面
図14:円グラフ画面
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Viewerで分析した結果を、ツールバー領域にあるエクスポートボタンでXML Spreadsheet Schema形式でエクスポートすることができます。
この形式は、Office2000以降のExcelで読み込むことができ、スクロール領域や、データセルの色なども、移行できます(図15)。
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図15:Excelへの出力
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著者プロフィール
株式会社アイエイエフコンサルティング 平井 明夫
日本DEC(現hp)、コグノス、日本オラクルを経て現職。一貫してソフトウェア製品の開発、マーケティング、導入コンサルティングを歴任。
特に、データウェアハウス、BI、OLAPを得意分野とする。現在、企業業績管理、管理会計などデータ分析ソリューションの短期導入を可能にするテンプレートやパッケージの開発を行っている。
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