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| はじめに | ||||||||||||||
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今回は、第5回までに紹介してきたストレージエンジンの中からMyISAM/InnoDB/Archive/CSV/Memoryを選び、簡単な性能試験を行いました。その内容と結果について解説します。なお、試験に使用したバージョンはMySQL 5.0.22です。 |
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| 性能試験環境 | ||||||||||||||
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性能試験用としてPCを1台用意し、MySQLサーバと性能試験用アプリケーション並びに「mysqlユーティリティ」を動作させました。使用したPCのハードウェア仕様は以下の通りです。オフィスのデスクトップ用途に使用する程度のものです。
表1:試験環境のハードウェア
OSには「CentOS 4.2」を使用しました。MySQLはソースからインストールし、「my-large.cnf」を変更しないで使用しました。よって、MySQLのInnoDBエンジンが使用するデータベース・バッファのサイズは256MBになります。 なお、性能試験用アプリケーションはJavaで実装し、JDBCを通してMySQLに接続します。使用したMySQLのJDBCドライバのバージョンは、次の通りです。
表1:MySQL JDBCドライバのバージョン
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| 性能試験内容 | ||||||||||||||
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今回実施した性能試験は、いくつかのSQL文単体の処理速度を測定するものです。使用するテーブルは1つのみで、次の「TEST00」テーブルです。 試験用テーブルTEST00の構成
`ADDR_ID` decimal(10,0) default NULL,
具体的なデータベース環境としては、ストレージエンジン別にデータベースを用意し、それぞれのデータベース内に「TEST00」テーブルを各ストレージエンジンにて作成しました。データには100万件分のCSVファイルを用意し、これを初期データとして使用しました。 この「TEST00」テーブルに対してLOAD文、3種類のSELECT文、INSERT文、UPDATE文の試験を実施し、それぞれの処理時間を測定しました。 LOAD文は「mysqlユーティリティ」から実行し、時間を測定しました。LOAD文以外は、性能測定用のアプリケーションから一定回数実行し、その時間を測定しました。 ![]() 図1:性能試験環境 |
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