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| Xenのパフォーマンスはどうなの? | ||||||||||
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既にあちらこちらで説明されていますが、XenはオープンソースなVMモニタの実装です。VMモニタということは「性能が落ちるんじゃないの?」という話がでてくるかとは思いますが、実際にどうなのでしょうか。そこで、本連載ではXenのパフォーマンスについて検証していきます。 今回の検証は筆者自らの環境で行ったものであり、本連載の検証で使うハードウェアは以下の通りです。
表1:ハードウェア構成
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| システムの詳細構成 | ||||||||||
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今回の評価システムですが、ハードウェアは先のとおりで、以下の要件を揃えました。
表2:評価システムの要件 なお、カーネルについては筆者の実使用環境を反映して、若干の構成変更をしていますが、今回の評価に大きなインパクトを与えるものではありません。 |
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| cpuinfoの内容の確認 | ||||||||||
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ドメイン0とドメインUにおけるcpuinfoの内容を以下に示します。値に若干のばらつきがありますが、ドメイン0とドメインUで、ほぼ同じ内容が返却されていることがわかります。次にそのcpuinfoの内容を示します。 ドメイン0におけるcpuinfoの内容 ドメインUにおけるcpuinfo(その1) ドメインUにおけるcpuinfo(その2) このように内容はほぼ同じですが、これは「すべてのドメインで等しくそのCPUの性能がフルに使える」という意味ではありません。ここで見えてるCPUの実体は1個です。そうなると、そのCPUの性能をドメインの間で分け合うということになります。 そこで次2つの観点から、性能を考察してみましょう。
表3:性能比較の観点
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