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エンタープライズWeb 2.0とNexaweb
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第5回:Nexaweb Studioに用意された機能(Studio編)

著者:日本ネクサウェブ  松木 健太郎   2007/2/23
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Nexaweb Studioとは

   Nexaweb StudioはNexawebアプリケーションを開発するための統合開発環境(IDE)で、Eclipseのプラグインとして提供されます。Nexaweb StudioではUIのドラッグ&ドロップによる開発やウィザードによるイベント定義、デバッグ機能などをサポートしています。これらを用いることで効率的な開発を行うことが可能です。
Nexaweb Studio
図1:Nexaweb Studio
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   Nexaweb Studioは同じ環境下で、すべてのNexaweb Client(Applet Client、Desktop Client、Ajax Client)の開発をサポートします。


WTPのサポート

   Nexaweb StudioではWTP(Web Tools Platform)を使用したアプリケーションサーバへのデプロイをサポートしています。このため、特別な設定を行わずともWTPを使用したアプリケーションサーバへのデプロイを可能とします。


ドラッグ&ドロップによるUI作成

   Nexaweb Studioでは、パレットと呼ばれるUIコンポーネント群が収められたエリアから画面に配置したいUIコンポーネントをVisual Editorにドラッグ&ドロップすることでUIを作成することができます。ドロップされたUIは即座にVisual Editor上に表示され、UIコンポーネントの詳細な設定はプロパティエディタによって編集することができます。

ドラッグ&ドロップによるUI作成
図2:ドラッグ&ドロップによるUI作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   Visual Editorはソースビューとビジュアルビューを切り替えることができ、ビジュアルビューでは画面の表示状態を、ソースビューでは画面のXMLソースを参照・編集することができます。ビジュアルビューとソースビューは相互連携しており、ソースビューで変更した内容は即座にビジュアルビューで確認することができます。

   またプロパティエディタによって編集された内容も即座にVisual Editor上で反映され、作成された画面は実行時と同じ表示になります。


イベントウィザード

   UIコンポーネントのイベントを定義するためにイベントウィザードを使用することができます。イベントウィザードによってイベントの種類の選択や処理内容をウィザード形式で設定することができ、効率的な開発を行うことができます。

イベントウィザード
図3:イベントウィザード
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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日本ネクサウェブ株式会社 松木 健太郎
著者プロフィール
日本ネクサウェブ株式会社
チーフエンジニア  松木 健太郎

2000年よりフリーランスのエンジニアとして活動。Delphi, C++, Java などによる Web ベースリッチクライアントシステムの開発に従事。2004年の米ネクサウェブ社の日本上陸時から Nexawebに関わり、展開当初の立上げに参画。日本法人の設立にも立ち会う。


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第5回:Nexaweb Studioに用意された機能(Studio編)
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