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| 連載で扱うバージョン | ||||||||||||||||||||||||
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本連載では、「徹底比較!! PostgreSQL vs MySQL」で取り上げることのできなかった項目をいくつか取り上げ、再びPostgreSQLとMySQLについて解説していきます。最後までお付き合いいただけると幸いです。 なお、本連載での解説対象のPostgreSQLとMySQLのバージョンは以下の通りです。
表1:解説対象のバージョン ある特定のバージョンに特化した内容を解説する予定はないため、基本的には、PostgreSQLは8.1系、MySQLは5.0系の内容として理解してください。なお先日、PostgreSQL 8.2がリリースされましたが、まだまだ実際に利用されているのは8.1系だと思われますので、ご了承ください。 また、PostgreSQLとMySQLは様々なOSで動作可能ですが、特に断りのない場合はLinux版を前提にしています。 第1回目の今回は、各種データ型の違いについて取り上げます。 |
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| 数値データ型について | ||||||||||||||||||||||||
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まずは数値のデータ型についてですが、PostgreSQL、MySQLそれぞれがサポートしている代表的な数値データ型を次に示します。
表2:PostgreSQLとMySQLのデータ型 PostgreSQL、MySQL共にいくつかの整数値用のデータ型(〜int型)をサポートしています。それぞれの整数型は格納できるバイト数の違いによるもので、格納できる最小値・最大値は、その格納バイト数に従います。
表3:整数型の幅 なおMySQLは、PostgreSQLがサポートしていない格納バイト数1のtinyint型や、3のmediumint型などの数値データ型をサポートしています。 また、MySQLの数値データ型は「UNSIGNED」指定ができます。これはPostgreSQLにはありません。UNSIGNED指定を行うと同じ型のデータでもPostgreSQLとMySQLでは格納できる値の範囲が異なりますので注意が必要です。例えば、int型で格納できるデータの範囲は通常-2147483648から+2147483647ですが、MySQLのint型に「UNSIGNED」指定を行うと、0から4294967295になります。 decimal型とnumeric型は、全桁数と小数点以下桁数を指定できる、「固定小数点値用」のデータ型ですが、PostgreSQLとMySQLでは指定できる最大桁数が異なります。PostgreSQLは全桁数、小数点以下桁数ともに最大1,000を指定できます。MySQLは、全桁数65、小数点以下桁数30が最大です。当然指定桁数の最大値が異なりますので、格納できる値の範囲が異なります。 |
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