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| データ構造の違いをSybase IQで学ぶ | ||||||||||
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今回は、Sybase IQに用いられている技術をもとに、データウェアハウスと一般的なRDBMSのデータ構造の違いをみていきます。まずはSybase IQの特徴を紹介し、それぞれの技術について深く掘り下げていきましょう。 |
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| Sybase IQの特徴 | ||||||||||
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Sybase IQの最も大きな特徴は、垂直パーティションと呼ばれるデータ構造にあります。垂直パーティショニングは、テーブルデータの保持方式とそこに対するアクセス方法を指しています。ここでは、生データがSybase IQデータベースに格納されるまでの3つのプロセスを追いながら説明していきます。 |
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| カラムパーティション(カラムワイズアクセス) | ||||||||||
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最初のプロセスは、カラムパーティションという、ロー単位に管理されたデータ(Oracle、SQL ServerなどのテーブルデータやCSV形式のテキストファイルなど)を、いわゆる「縦切り」にしてカラム単位にまとめるプロセスです。カラムパーティションされたデータのアクセスをカラムワイズアクセスと呼んでいます。 |
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| インデックス化(ビットワイズインデックス) | ||||||||||
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次にカラムパーティションされた各カラムの固まりは、Sybase IQ固有のインデックスに変換されます。インデックスは用途別に9種類用意されており、データは最低1つ以上のインデックスに置き換えられます。つまり、Sybase IQにおいてはすべてのデータがインデックスだけで構成されることになります。このインデックス技術はサイベースの特許技術から構成されており、ビットワイズインデックスとも呼ばれています。 |
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| データ圧縮 | ||||||||||
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インデックス化されたデータは、最後にすべて圧縮されてハードディスクへと書き込まれます。圧縮は読み書きの単位、一般的なRDBMSでいうところのページ(またはブロック)に対して行われます。 それでは、それぞれについてより詳しくみていきましょう。 |
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技術ホワイトペーパ「情報分析用高速クエリエンジンSybase IQ」
本連載はサイベースが提供している技術ホワイトペーパ「情報分析用高速クエリエンジンSybase IQ」の転載となります。Sybase IQのより詳細な内容については以下のページを参照してください。 http://www.sybase.jp/products/informationmanagement/sybaseIQ_moreInfo.html |
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