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Linuxオープンソース白書2006
成長するLinuxオープンソースビジネス

日本ユニシス/ユニアデックス/日本ユニシス・ソリューション(Nihon Unisys,Ltd.)
著者:Linuxビジネスセンター・テクニカルコンダクター  井手ノ上 淳   2006/1/20
システムを取り巻くさまざまな環境を分析し、混在するシステム環境でのOSSサービスを実現

ThinkIT会員特典20%OFF    オープンソースは、エンタープライズ分野への急速な普及により、より重要な基幹系システムへの適用も始まってきている。これにより当グループへの期待は、単独のOSSプロダクトだけではなく、OSSを活用したシステム全体としての安定性、可用性、信頼性の提供へと変化してきている。また、ビジネスへの積極的活用に伴う将来性、拡張性への要望も多く、ITベストパートナーとして質の高いサービスの提供が重要になってくる。

   ITをビジネスに活用するには、ビジネスの課題を押えたうえで、他のOSとの比較、オープンソースだけでよいのか、商用プロダクトの採用は必要か、運用環境はどうかなど、システムを取り巻くさまざまな環境を分析することが必要である。当グループは、構築実績に基づいた最適なシステムサービスと質の高いサポートサービスを提供する。


サービスビジネス推進の核となるオープンソース

   昨今高まってきているITに対する「スピード」「柔軟性」「ROI向上」などの要望に対し、OSSの活用によって顧客価値をどのように引き出していくかが非常に重要となる。当グループはコンサルティング、システム開発、サポート・運用サービスといった以下の3つの分野でOSSサービスを展開していく。

   第1にコンサルティングであるが、システムの導入検討にはさまざまな環境分析が必要である。コンサルティングサービスでは、システムの課題の抽出を行って、OSSを利用して受けられるメリット、デメリットを提示し、移行後の投資対効果を判断する提案を行う。

   システム移行の課題の抽出、複数の移行パターンを提示する「アセスメントサービス」、性能予測、商用プロダクトとの比較、コストシミュレーションなどを行う「プランニングサービス」、そして想定環境の元でパフォーマンスの事前検証を行い、システム性能予測を行う「検証サービス」がある。

   第2のシステム開発・構築だが、システムの開発を行うにはOSSやさまざまな商用プロダクトとの組み合わせが重要であることを考慮し、最適なプロダクトとサービスを組み合わせ、ビジネスを支える情報システム基盤を構築する。開発方法論L UCINAを活用した日本ユニシス・ソリューションのシステム構築力と、ユニアデックスの技術力や開発支援体制を基盤に、品質の高いOSSサービスを提供する。

   開発方法論としては、LUCINA for J2EE、LUCINA Web Foundation、OSSフレームワークの活用(Spring、Seaser2他)サービスがあり、OSS構築支援としてはOSに関してはレッドハット、スーゼ、ターボリナックス、ミラクル・リナックス、ミドルウェアに関してはMySQL、PostgreSQL、Apache、JBOSS、Tomcatなどである。他にはOSS技術者育成メニューもある。

   そして第3にサポート・運用サービスである。顧客満足度1位の信頼できるサポートは、ソースコードレベルまで解析できるスペシャリストによるものである。24時間365日のサポートサービスだけではなく、運用負荷を削減するセキュリティパッチ自動適用ソリューションや各種アプライアンスサーバーを提供する。またユニアデックスは、Linuxカーネルのダンプ解析ツールAliciaをOSSとして公開、OSSの発展に今後も寄与する。

   サービスとしては、24H365Dのサポートサービス(ベーシック、アドバンスド、オプションサービス)やLinuxテクニカルサービス(システムインフラ構築、システムセキュリティ脆弱性診断、システム性能診断・分析、UNIX to Linux移行サービス)がある。


OSSサービスビジネスの積極的な推進

   当グループは今後もOSSのサービスビジネスを積極的に推進していく。

   システム開発においては、数多くの大規模システム開発の実績を持つ当社の開発方法論LUCINA for J2EEをLinux分野でも推進する。そしてLinux、OSSのサポートレベルの充実と取り扱いOSSの拡大を図り、OSSのサポートサービス、運用サービスを推進していく。

   今後、システムの新規開発、もしくは移行を行うためには顧客の課題をさまざまな角度から分析することに加え、他のOSや開発環境との混在も考慮する必要がますます高まっていく。当グループは今後も、独自のノウハウで最適な組み合わせを用意し、各種メニューとして提供していく。

書籍紹介
「Linuxオープンソース白書2006
新たな産業競争力を生む、オープンソース時代の幕開け」

※本連載はインプレスより発行の書籍「Linuxオープンソース白書2006」(ThinkIT監修)から一部抜粋し、転載したものです。
Linuxオープンソース白書 2006
■本書の構成
第1部のユーザー企業利用動向では、605社の情報システム管理者に聞いた独自調査データ177点を掲載。プレゼン用に、すべてのデータをCD-ROMに収録。
第2部の事業者動向では現在から将来のLinuxオープンソースビジネスを解説。
第3部の社会動向ではオープンソースの普及に向けて、教育や法律、そして世界各国の政府から地方自治体の取り組みまでを紹介。
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Linux/オープンソース白書2006
オープンソースの基礎知識
オープンソースの基礎知識
世界のオープンソース開発プロジェクト
キーマンインタビュー
OSS推進の理由と活動の展望
オープンソースを武器に拡大戦略をとるワイズノット
ERP業界にオープンソースで挑戦するビーブレイクシステムズ
再び拡大期を迎えるLinuxオープンソースビジネス
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オープンソースを中核にした新世代のベンチャー企業
SI事業者におけるオープンソースの位置付けと今後の可能性
組み込み分野の動向を変化させるオープンソース
Linux技術者の認定資格「LPI」国内の現状報告
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実態調査で見るユーザー企業の利用動向
第1回 Linuxとオープンソースソフトウェアの認知度
第2回 サーバーOSの導入状況
第3回 ディストリビューション
第4回 技術者教育
第5回 オープンソースソフトウェアの導入意向
成長するLinuxオープンソースビジネス
第1回 レッドハット株式会社(Red Hat K.K.)
第2回 ノベル株式会社(Novell Japan,Ltd.)
第3回 ミラクル・リナックス株式会社(MIRACLE LINUX CORPORATION)
第4回 ターボリナックス株式会社(Turbolinux,lnc.)
第5回 モンタビスタソフトウエア(Montavista Software,lnc.)
第6回 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM Japan,Ltd.)
第7回 日本ヒューレット・パッカード株式会社(Hewlett - Packard Japan,Ltd.)
第8回 日本電気株式会社(NEC Corpotation)
第9回 富士通株式会社(FUJITSU LIMITED)
第10回 株式会社日立製作所(Hitachi,Ltd.)
第11回 デル株式会社(Dell Japan Inc.)
第12回 日本オラクル株式会社(Oracle Corporation Japan)
第13回 日本SGI株式会社(SGI Japan,Ltd.)
第14回 日本ユニシス/ユニアデックス/日本ユニシス・ソリューション(Nihon Unisys,Ltd.)
第15回 リネオソリューションズ株式会社(Lineo Solutions,lnc.)
第16回 SAPジャパン株式会社(SAP Japan Co., Ltd)
第17回 サン・マイクロシステムズ株式会社(Sun Microsystems, lnc.)
第18回 日本BEAシステムズ株式会社(BEA Systems Japan,Ltd.)