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Linuxオープンソース白書2006
成長するLinuxオープンソースビジネス

日本ヒューレット・パッカード株式会社
(Hewlett - Packard Japan,Ltd.)
著者:エンタープライズストレージ・サーバ統括本部
Linux/HPC推進部 部長  赤井 誠   2006/1/5
Linuxリファレンスアーキテクチャーを中核とし、オープンなソリューションをパートナーと提供

ThinkIT会員特典20%OFF    当社はコンシューマー、企業、各種機関などに世界規模でサービスを提供するテクノロジーソリューションプロバイダーとして、ITインフラストラクチャー、コンサルティング&インテグレーションサービスからPC、PDA、プリンターまで、幅広い製品やサービスを提供している。

   業界標準コンピューティングのリーダーである当社は、オープンで対費用効果が高く、包括的なソリューションを提供することで、顧客のI T環境に対して最大限のリターンを提供する。その中で、戦略的なオペレーティングシステムとして位置付けられているものがLinuxである。Linuxを推進していくうえで、基本となる取り組みは、業界標準プラットフォームをベースとして、オープンなソリューションを、パートナーと一緒に提供していくことである。この取り組みの中核となるのが、Linuxリファレンスアーキテクチャー(LRA)である。

   当社は、自社製品だけでなくパートナー製品やオープンソースソフトウェアを含む多様なソリューションを確実に導入できるようにLRAを推進している。LRAはLinuxシステムにおけるさまざまニーズに応え、数多くのLinuxソリューションを安心して導入できる基盤を提供する。現在Linuxが使用されている領域は、ネットワークのエッジ部分での採用から、徐々にアプリケーションサーバー、およびデータベースサーバーと基幹業務系にまで、その適用範囲を広げている。

   一方、ハードウェア、ドライバー、ソフトウェア、アプリケーションなどの組み合わせや選択肢が複雑になり、互換性やシステム全体の整合性を検証した情報が十分に用意されていないという課題もある。それに対して、Linuxシステムの確実で安心な導入を目指し、LRAを推進している。LRAでは、構成ガイド、インストールガイド、サイジング情報などをウェブ、セミナーやワークショップなどで提供している。


OSSからハイエンドサーバー製品まで

  • マルチOS(HP-UX、Windows、Linux)が1つの筐体で稼動するHP Superdome
  • トータルなブレードシステムソリューションHP BladeSystem
  • SUSEをベースにした高速で安定したファイル共有環境を提供するNASゲートウェイHP StorageWorks Enterprise File Servicesクラスタゲートウェイ
  • Linuxからオープンソースソフトウェアまで対応するHPエクスプレスサービス
  • 不正なクライアントの接続を水際で食い止める認証&検疫ソリューションHP Quarantine System
  • No.1オープンソースアプリケーションサーバーJBossに対する保守サービス
  • 1年間で600サーバー以上の実績を誇るミッションクリティカルサービス「プロアクティブ24」「クリティカルサービス」


広範にわたる情報やサービス提供可能な体制を構築

   2005年には、当社のLinuxサーバー出荷台数がトータルで100万台を突破した(注1)。この出荷台数がこの数年急激に高まってきていることからわかるように、Linuxはこの数年でOSの1つの選択肢として定着してきたと思われる。そして基幹系で使用される割合も急激に高まっているため、LRAを中心とし、安心してLinuxを導入するための施策をさらに推進する。また、急激に市場でニーズが高まっているJBossやMySQLに代表されるオープンソースソフトウェアに対して、技術情報の提供からコンサルティング、保守サービスまでを提供する体制を強化する。


HP Linuxリファレンスアーキテクチャー
図1:HP Linuxリファレンスアーキテクチャー

書籍紹介
「Linuxオープンソース白書2006
新たな産業競争力を生む、オープンソース時代の幕開け」

※本連載はインプレスより発行の書籍「Linuxオープンソース白書2006」(ThinkIT監修)から一部抜粋し、転載したものです。
Linuxオープンソース白書 2006
■本書の構成
第1部のユーザー企業利用動向では、605社の情報システム管理者に聞いた独自調査データ177点を掲載。プレゼン用に、すべてのデータをCD-ROMに収録。
第2部の事業者動向では現在から将来のLinuxオープンソースビジネスを解説。
第3部の社会動向ではオープンソースの普及に向けて、教育や法律、そして世界各国の政府から地方自治体の取り組みまでを紹介。
「Linuxとオープンソースのビジネスの今」をすべて収録した「Linuxオープンソース白書2006」のご購入はコチラから
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Linux/オープンソース白書2006
オープンソースの基礎知識
オープンソースの基礎知識
世界のオープンソース開発プロジェクト
キーマンインタビュー
OSS推進の理由と活動の展望
オープンソースを武器に拡大戦略をとるワイズノット
ERP業界にオープンソースで挑戦するビーブレイクシステムズ
再び拡大期を迎えるLinuxオープンソースビジネス
再び拡大期を迎えるLinuxオープンソースビジネス
オープンソースを中核にした新世代のベンチャー企業
SI事業者におけるオープンソースの位置付けと今後の可能性
組み込み分野の動向を変化させるオープンソース
Linux技術者の認定資格「LPI」国内の現状報告
Linux技術者の認定資格「LPI」国内の現状報告
実態調査で見るユーザー企業の利用動向
第1回 Linuxとオープンソースソフトウェアの認知度
第2回 サーバーOSの導入状況
第3回 ディストリビューション
第4回 技術者教育
第5回 オープンソースソフトウェアの導入意向
成長するLinuxオープンソースビジネス
第1回 レッドハット株式会社(Red Hat K.K.)
第2回 ノベル株式会社(Novell Japan,Ltd.)
第3回 ミラクル・リナックス株式会社(MIRACLE LINUX CORPORATION)
第4回 ターボリナックス株式会社(Turbolinux,lnc.)
第5回 モンタビスタソフトウエア(Montavista Software,lnc.)
第6回 日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM Japan,Ltd.)
第7回 日本ヒューレット・パッカード株式会社(Hewlett - Packard Japan,Ltd.)
第8回 日本電気株式会社(NEC Corpotation)
第9回 富士通株式会社(FUJITSU LIMITED)
第10回 株式会社日立製作所(Hitachi,Ltd.)
第11回 デル株式会社(Dell Japan Inc.)
第12回 日本オラクル株式会社(Oracle Corporation Japan)
第13回 日本SGI株式会社(SGI Japan,Ltd.)
第14回 日本ユニシス/ユニアデックス/日本ユニシス・ソリューション(Nihon Unisys,Ltd.)
第15回 リネオソリューションズ株式会社(Lineo Solutions,lnc.)
第16回 SAPジャパン株式会社(SAP Japan Co., Ltd)
第17回 サン・マイクロシステムズ株式会社(Sun Microsystems, lnc.)
第18回 日本BEAシステムズ株式会社(BEA Systems Japan,Ltd.)