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Webアプリケーションの国際化
PHPコードを利用してWebアプリケーションを国際化する

第2回:Webアプリケーションの国際化でデバッグ作業のリスクを減らすポイント

著者:Carl McDade   2006/5/25
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Webアプリケーションの国際化

   プログラムを国際化するためには、開発をする前に考慮しなくてはいけない事項があります。開発初期にこれらの事項に注意していれば、後からデバッグする必要は少なくなるでしょう。
エンコーディングとコード・ページ

   Webアプリケーションを作成する場合、UTF-8かUTF-16のどちらかでページをエンコードし、適当なHTMLヘッダで送信する必要があります。身近なテストコンテンツを使い、選択したWebブラウザでHTMLページをテストし、ヘッダやエンコードが反映されていることを確認することはとても重要なことです。

   ローカル化されたテキストはユーザがほとんど(もしくはまったく)設定を行わずに表示されるべきです。Webアプリケーションを国際化する時に最も重要な要素の1つとして、ページのcontent-type があげられます。

<meta http-equiv="Content-Type"
content="text/html; charset=utf-8">


複数形が用いられたテキスト

   文章の複数形はソフトウェア開発者にとって、とても悩ましい問題といえます。言語の性別特性や社会的序列などを考えると、複数形は極めてやっかいな形式といえます。よい解決方法とは、テキストの使用を極力控え、以下のように同じフレーズやテキストが何度も使われるように設計することでしょう。

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   さらに、以下のように言語間での文法上の違いを考慮しなくてもよい文章構造にするなど、より簡単にローカル化できるような表現を用い、複数形の問題を解決することができます。

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日付

   今回は前回に引き続き、Webアプリケーションの国際化について解説します。通常、日付をローカル化するためには、そのプログラマがビジネス・ロジックに長けている必要があります。日付を利用して、ソフトウェア会社はライセンスを管理することもあります。よって、ソフトウェア会社にとって、このローカル化は重要な作業といえます。

   しかし、クライアントがソフトウェアを使う場所とソフトウェアが実行されているWebサーバの場所によっては、日付フォーマット問題は複雑になる可能性があります。


データベースのエンコーディング

   データベースのエンコーディングとユニコードのサポートは必須事項です。エンコードされたテキストをデータベースがいつ保存し、いつ返しているのか、プログラムは教えてくれません(おそらくランダムに実行しているはずです)。MySQLは、最も有名なWebデータベースです。これは、現在、ユニコードをサポートしています。MySQLを使用する場合、ユニコードのサポートが利用できるか確認し、それを実行すればよいのです。

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Carl McDade
著者プロフィール
Carl McDade
スェーデンに住むフリーランスのWeb開発者、兼プログラマー。Microsoftデータベース管理者の資格を持っており、1997年からWeb開発を行っています。開発期間のほとんどをドキュメント作成、コード作成、PHPコンテンツ管理システムの勉強に費やしています。Webサイト(http://www.hivemindz.com)で彼とコンタクトをとることができます。

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第2回:Webアプリケーションの国際化でデバッグ作業のリスクを減らすポイント
Webアプリケーションの国際化
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PHPコードを利用してWebアプリケーションを国際化する
第1回 Webアプリケーションの多言語対応
第2回 Webアプリケーションの国際化でデバッグ作業のリスクを減らすポイント
第3回 テキスト定義ファイルを用いたWebアプリケーションの国際化
第4回 テキスト定義ファイルを用いたWebアプリケーションの国際化 〜 その2
第5回 Webアプリケーションをローカル化するgettext関数
第6回 Webアプリケーションをローカル化するgettext関数 〜 その2
第7回 Webアプリケーションをローカル化する 〜 HTML定義ファイル