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株式会社日立システムアンドサービス
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日立システムアンドサービス、企業の日本版SOX法対応を推進し、企業価値を高める「内部統制支援ソリューション」を発表

2006/4/4
日本版SOX法対応のみならず
企業価値を向上できるソリューション

   株式会社日立システムアンドサービス(以下、日立システム)は、顧客の内部統制整備支援に特化したソリューション体系「内部統制支援ソリューション」を発表した。「内部統制支援ソリューション」は日本版SOX法対応だけに留まらず、企業価値向上に向けた取り組みを可能とするソリューションだという。

   また、顧客とともに内部統制整備ができるSIerとなるべく、日立システムは2006年4月1日に専門組織「内部統制ビジネス推進センタ」を設立した。同センタを中心として社員の内部統制・日本版SOX法への業務知識向上をはかるという。

ソリューションマップ
ソリューションマップ
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   今回発表された「内部統制支援ソリューション」は日立システムに蓄積された既存の豊富なソリューションメニューを内部統制支援を軸に再構成し、さらに顧客の内部統制整備支援に関連する新規ソリューションを組み合わせたものである。もちろん、日立システムのSIerとして培ってきた豊富な実績と技術力が惜しげもなく投入されており、そのノウハウは顧客社員の内部統制や日本版SOX法への業務知識向上に役立つといえよう。

   「内部統制支援ソリューション」はユーザ企業が抱えている「内部統制の整備」「内部統制の改善」「企業価値の向上」という3つの課題を解決するものである。以下にそれぞれの詳細を説明する。


内部統制をコンサルティングをしてくれる「内部統制支援サービス」

   「内部統制支援サービス」は企業の日本版SOX法への対応をはじめとした内部統制を強化するコンサルティングを数多くの実績とパートナー企業からの受賞経験を持つベリングポイント株式会社と連携して行う。企業の内部統制成熟度診断から監査支援まで一連のプロセスを実施し、運用面でもツールを利用しての内部統制実務の効率化も可能である。


円滑なITガバナンスを可能とする「IT統制強化支援サービス」

   「IT統制強化支援サービス」は企業の業務プロセス統合やITガバナンスの視点から企業のITに関わる統制をトータルサポートするものである。2006年4月から企業および企業グループの業務システム統合を可能とする「業務プロセス改善支援サービス」がスタートしたが、2006年10月からは企業のITガバナンス成熟度を診断して改善支援をする「ITガバナンス強化コンサルティング」が開始するとのこと。


内部統制で必要な文書を徹底管理する「文書管理ソリューション」

   内部統制では日本版SOX法対応で必要となる文書「業務フロー」「リスクコントロール」「マトリックス」などの管理が重要になるが、「文書管理ソリューション」はこれら文書を体系的に管理する。アクセス権管理や電子署名機能などを利用することにより、企業のセキュリティポリシーに則した形で文書の機密性や真正性の向上が可能となる。


日々の業務・リスク管理を可能とする「EPMソリューション」

   企業パフォーマンス管理であるEPM(Enterprise Performance Management)はリアルタイムなビジネス判断・分析機能から経営意志決定を支援するものである。「EPMソリューション」は主要業績指標であるKPI(Key Performance Indicator)を策定し、日々のプロセスをモニタリングして業務・リスクを整合性のある形で管理可能とする。


部門だけでなく全社規模の教育も可能な「教育サービス」

   2006年10月には「教育サービス」を開始し、システムエンジニア・営業担当者をメインとして内部統制・日本版SOX法に対応する独自カリキュラムを行うという。また部門・部署単位ではなく、Eラーニングシステム導入による全社教育も提供するとのこと。

問い合わせ先:日立システムアンドサービス 内部統制ビジネス推進センタ
http://www.hitachi-system.co.jp/
TEL:03-6718-5864