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Mitsui NeoCore Center
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「NeoCore Forum 2006 内部統制とコンテンツマネジメント”XMLDBによるアプローチ”」が5月23日に開催

2006/5/11
XMLDBを利用した内部統制へのアプローチ

   三井物産と三井情報開発は、5月23日に品川インターシティーホールにおいて、「NeoCore Forum 2006 内部統制とコンテンツマネジメント”XMLDBによるアプローチ”」と題したセミナーを開催する。

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(画像をクリックすると別ウィンドウにでNeoCore Forum 2006のページを開きます)

   富士キメラ総研の調べによると、三井物産と三井情報開発から販売されているNeoCoreXMSがネイティブXMLデータベース市場において、2005年度も2004年度に引き続きトップシェア(47%)となり、これを記念してNeoCoreXMSのNeoCore as No.1キャンペーンの一環としてこの「NeoCore Forum 2006」セミナーは開催されるものである。

   このセミナーでは、内部統制やコンテンツマネジメントにおけるNeoCoreXMSの導入事例がセミナー形式で紹介されるほか、最新のXMLDBを用いたソリューションのデモンストレーション展示もあり、いま企業として知っておくべきXMLに関する情報を一同に介した場となっている。

   現在、企業では、内部統制や日本版SOX法に向けた取り組みとして、財務などに関する資料の作成・管理及びドキュメントの電子化が求められている。そして、こういったドキュメントの履歴管理や検索性といったことが要求される中で、そのようなニーズに応えるソリューションとしてXMLDBが注目されている。

   またドキュメントの管理と言った際には、財務的な資料だけではなく、企業の持つ重要な財産である製品データのコンテンツマネジメントといった側面も持っている。これらの企業内ドキュメントを効率よく管理するためにも、コンテンツマネジメントのツールとしてXMLDBがバックボーンとして有効的であると考えられているのだ。

   「NeoCore Forum 2006」では、企業におけるドキュメントの電子化と管理に向けた、先進的な取り組み企業の実際の業務における事例が詳しく説明される。XMLのデータを管理することで企業の業務効率化がどのように実現されたのか、その必要性は何なのかをこのフォーラムに参加することにより、その重要性が理解できるようになるだろう。

   なお、Forumでは「内部統制」、「コンテンツマネジメント」の2つのトラックに分け、三井物産での内部統制に伴う管理基盤の整備、角川書店での映画情報のコンテンツ管理、部品製造業でのWebカタログ構築事例など、全7セッションが開催される。また、セミナーとは別にデモンストレーション展示コーナーでは実際のセミナーでの事例紹介だけでなく、最新のソリューション動向を掴むことができるようになっている。

   当日の各トラック講演内容を簡単に見ていくとしよう。


日本版SOX法に向けたIT内部統制基盤の整備が語られる特別基調講演

   特別基調講演では、株式会社アイ・ティ・アール代表取締役社長の内山氏より、「日本版SOX法に向けたIT内部統制基盤の整備」というテーマで企業としてのドキュメント管理のあるべき姿や企業におけるIT内部統制への取り組み方といった企業情報システムに求められる対応について、XMLの標準技術動向を交えて講演される。

   これまではSOX法や内部統制といったキーワードを持つセミナーの多くは、どうしても概論的な話が多かったが、この特別基調公演では実際に企業としてどのように取り組むべきかを具体的な話を交えて語られるという。SOX法や内部統制に関してのセミナーに既に足を運ばれた方も、必ず参考になる話であろう。


内部統制トラック〜内部統制評価における文書管理の重要性〜

   企業として取り組むべき内部統制評価における文書管理の重要性や業務プロセスの可視化・共有化を、XMLDBによってどのように実現するのか、企業としての内部統制や日本版SOX法に向けた管理手法など、企業にとって業務がどうあるべきなのかということについて、今回は「内部統制評価における文書管理の重要性」、「業務プロセスの可視化・共有化」、「IT統制対応」といった内容で3つのセッションがあり、来るべきSOX法対応や企業の内部統制に向けた取り組みとしてXMLDBによる文書管理によって業務がどのように改革し、効率化が図れるのかといった内容が実際の事例を交えながら説明される。

   実際の事例を交えながら説明されることで業務プロセスの可視化など、資料を見ただけではわかりつらいような内容についてもどう取り組むべきなのかを理解する手助けになるであろう。


コンテンツマネジメントトラック〜メタ情報を活かしたコンテンツ管理手法〜

   一見、内部統制とコンテンツマネジメントは関連性がないように思えるが、実はXMLをキーにしたドキュメントの管理手法が注目されている。これはデータのアウトプットが紙からWebなどのデジタルメディアへ以降するなか、こういったメタ情報の管理を有効に行ううえでXMLDBが果たす役割といった事柄が話題を集めているためである。

   コンテンツマネジメントにフォーカスした3つのセッションでは、「XMLを活用したコンテンツのマルチデバイス展開」というテーマで、Flash、InDesignを用いたマニュアル、Webカタログシステム構築に関する市場動向、「コンテンツ管理」では、角川書店での映画情報のコンテンツ管理システムの導入事例、「Webカタログ」では、部品製造業における十数万点に及ぶパーツの商品属性管理及びWebカタログ化の事例が紹介される。製品紹介ではなく、事例を中心にした形で、XMLを活用したコンテンツのマルチデバイス展開についての最新動向・事例が一堂に紹介される。実際にコンテンツの管理にXMLDBを採用することでどのようなメリットがあったのかといった話がなされることになっている。

   現在、社内における各種データや素材コンテンツの管理及び有効活用を考えている企業にとっては、大変参考になるものであるといえるだろう。


XMLDBの今がわかるデモンストレーション展示ブース

   セミナーではカンファレンスと併設で展示ブースも用意されており、協賛ベンダーの最新XML関連ソリューションの展示やデモンストレーションが行われ、実際にXMLDBの事例や内部統制、コンテンツマネジメント、ドキュメント管理ソリューションなどを直接体験できる場となっている。

   こういったソリューションを一堂に見ることができる場というのはそう多いものではないこともあり、具体的に導入を検討している企業のみならず、XMLデータベースがどういったものなのか、またなにができるのかといったことに興味がある企業にも参考になる場であるだろう。


これを機にあなたの企業でもXMLデータベースを!

   NeoCore Forum 2006は、実際の現場でどのようにXMLDBが業務システムとして利用・実現されているかを見ることができるセミナーである。XMLDBのみならず、内部統制やSOX法といったキーワードに興味がある方は、ぜひ参加することをお勧めする。

NeoCore Forum 2006開催概要

主催:三井物産株式会社/三井情報開発株式会社
会期:2006年5月23日(火)12:00受付開始、13:00開演
会場:品川インターシティホール
参加料:無料(事前登録制)
基調講演:日本版SOX法に向けたIT内部統制基盤の整備(株式会社アイ・ティ・アール)

登録はこちらから
http://www.neocore.jp/event/e09.html

内部統制セッション
  1. 内部統制評価における文書管理の重要性(株式会社プロティビティ ジャパン)
  2. 業務プロセスの可視化・共有化(三井物産株式会社)
  3. IT統制対応体制構築のポイント(三井情報開発株式会社)
コンテンツマネージメントセッション
  1. XMLを活用したコンテンツのマルチデバイス展開(アドビシステムズ株式会社)
  2. 角川書店が映画情報システムをInDesignで実現(株式会社プロフィールド)
  3. 十数万点に及ぶパーツのWebカタログ化事例(キヤノンシステムソリューションズ株式会社)
展示ブース(デモコーナーパネル、展示など)
  1. ドキュメント管理ソリューション
  2. メタ情報管理ソリューション
  3. DTPソリューション
  4. 各種導入事例