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日本オラクル株式会社
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オラクルが2005年の国内のリレーショナルデータベースソフトウェア市場で首位に

2006/6/22
オラクルが44.5%の市場シェアを確保

   2006年6月22日、日本オラクルはIDC Japanの国内データベース管理システム市場動向と予測によると、2005年度のRDBMS市場ではオラクルが44.5%と国内1位のシェアを持っており、昨年に引き続き首位を堅持したことを発表した。

   この調査によると、データベース製品ベンダ別ではオラクルがハイエンド市場においてOracle RACなどのオプション製品が伸びたこととOracle Database 10g Standard Edition Oneの成功によって平均を上回る44.5%のシェアを獲得している。第2位のIBMは前年比成長率2.7%の微増で17.2%、第3位のマイクロソフトはエンタープライズ市場におけるWindows採用やDWHの拡大に伴い、前年比成長率14.9%増のシェア13.8%となった。

図1:2005年RDBMS市場ベンダー別売上実績シェア(Source:IDC Japan 6/2006)
図1:2005年RDBMS市場ベンダー別売上実績シェア(Source:IDC Japan 6/2006)

   またIDCの調査レポートにおいて、日本オラクルはオープン系市場でシェア53.6%、UNIX市場で64.4%、Linux市場で40.0%、Windows市場で42.1%と、いずれの市場でも前年度の調査に続いて首位を堅持している。

   またこの調査報告によると、2005〜2010年のデータベース市場の年間平均成長率は2.3%と予測し、そのうちRDBMSは3.0%と予測しているそうだ。