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日本ビジネスオブジェクツ |
日本ビジネスオブジェクツ、中小企業に向けた販売体制を強化 2006/7/19
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BIツール販売経路の拡充により、新規ユーザの取り込みを強化
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2006年7月14日、BIツールのリーディングベンダーであるビジネスオブジェクツはCrystalファミリ製品をオンラインショップで販売開始することを発表した。
BIツールの製品群は、比較的大規模向けであることが多く、その販売形態もライセンス販売であることが多かった。このような背景に対し、ビジネスオブジェクツでは「中小企業および個人ユーザに対してもBIツールを提供するために販売形態を拡大していく」と大きく販売路線を広げた。
中小企業へのアプローチは各ベンダが行っているが、オンライン販売による手法を取るビジネスオブジェクツの戦略は大胆といえる。中小企業へのBIツールの浸透率は低く、それをオンライン販売によって普及させることで、デファクトの地位を狙った戦略だ。
なお、販売されるCrystalファミリ製品は「Crystal Xcelsius日本語版」および、Crystal XcelsiusとCrystal Reportsの統合スイート製品である「Crystal Vision」「Crystal Vision Server(クリスタル・ビジョン・サーバ)」になる。
これまで同社は大規模企業向けのライセンス販売を中心に展開したが、今回大塚商会が運営するオフィスプロキュアメントサービス「たのめーる」でCrystal Xcelsiusの販売を開始し、中小企業やビジネスユーザがBIツールを容易に導入できる環境を整えたという。
またCrystalファミリ製品パッケージの代理店である株式会社エージーテックが運営するオンラインショップやソフトウェア専門のオンラインショップであるComponent Sourceにおいても、Crystal XcelsiusとCrystal Visionのパッケージが購入可能になったとのこと。
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Crystal XcelsiusとCrystal Visionの機能概要
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Crystal Xcelsiusは一般的なスプレッドシートからビジュアル的な対話型のデータモデルをはじめとして、ビジネスプレゼンテーション、ビジュアルカルキュレータを作成し、PowerPointやPDF、Webなどに統合することができるアプリケーションだ。
独自コンポーネントにより、Excelのデータと計算式をインポートして、プレゼンテーション上に配置されたスライダーを使ってExcelの数値データをユーザが自由に変化させてシミュレーションを行ったり、ドロップダウンリストで見たいデータに即座に切り替えたりすることもできる対話式分析ソリューションである。
図1:Excelの操作性で簡単にデータ割り当てが可能 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
Crystal Visionシリーズは、業界標準のBIツールであるCrystal ReportsとビジュアライゼーションツールCrystal Xcelsiusの統合スイートパッケージ。IT専門家やアナリストが企業データにもアクセスし、それをドリルダウンやスライス&ダイスを通じてエンドユーザにレポートや対話的なビジネスダッシュボードをデスクトップ上で簡単に作成する手段を提供する。
図2:帳票設計が可能なCrystalReportsの画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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製品価格について
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今回発表された各製品の価格や詳細については以下の通り。
Crystal Xcelsiusシリーズ |
Crystal Xcelsius Professional |
74,500円 |
Crystal Xcelsius Standard |
29,000円 |
Crystal Xcelsius Workgroup |
1,050,000円 |
Crystal Visionシリーズ |
Crystal Vision |
119,500円 |
Crystal Vision Server |
1,750,000円 |
(価格はすべて消費税別) |
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体験版やサンプルも用意
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日本ビジネスオブジェクツでは、XcelsiusやCrystal Reportsの体験版も用意しているとのこと。興味がある方は、下記サイトをアクセスしてみてはいかがだろうか。
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