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NECがJBossに対応した基盤ミドルウェア
「DiosaGlobe MCOne」の最新版を発売

2006/9/15
業務アプリケーションの運用性と信頼性を高める基盤ミドルウェア

   日本電気株式会社は9月15日に、同社の基盤ミドルウェア「DiosaGlobe MCOne」の新バージョンとなる「DiosaGlobe MCOne V4.7.1」の販売を開始した。これまでの機能に加えてOSSのアプリケーションサーバ「JBoss」に対応し、Javaによる業務アプリケーションの障害解析性や運用性を高めることができる。

   JBoss対応版MCOneの「MCOne Biz Trace」では本番システムでも利用可能なトレース機能を提供する。従来のトレースでは障害発生後に再度トレース部品を埋め込み、障害を再現させる必要があった。MCOne Biz Traceの場合はサーバに負担をかけない形でトレースが埋め込まれており、障害発生を確認したと同時に対処できる。また作成済みのアプリケーションに対して自動でトレース情報を組み込む機能も備えている。

   「MCOne Biz Deployment」は、アプリケーションサーバへのデプロイ作業を簡略化する。業務単位で必要なアプリケーションを分散環境へ一括配置できるため、配置ミスによる処理の停止を防止できる。また複数のバージョンのアプリケーションを平行して動作させる機能を備える。この機能を利用することで、更新作業でサーバを停止することなくアプリケーションの段階的な移行が可能となる。

   DiosaGlobe MCOneは、プログラムが収録されたメディアとライセンスで構成されており、それぞれの価格は以下のとおり。

製品名 価格(税抜) 月間保守費用(税抜)
MCOne Media 11,500円 120円
MCOne Biz Deployment(1CPU) 391,000円 4,300円
MCOne Biz Deployment Stand-by(1CPU) 274,000円 3,000円
MCOne Biz Trace(1CPU) 152,000円 1,600円
MCOne Biz Trace Stand-by(1CPU) 107,000円 1,200円

DiosaGlobe MCOneに関するお問い合わせ先
日本電気株式会社 ITプラットフォームビジネスユニット
システムソフトウェア事業本部 第二システムソフトウェア事業部
お問い合わせ窓口
Tel: 03-3456-5692 / E-mail: info@cced.jp.nec.com
URL: http://www.sw.nec.co.jp/DiosaGlobe/MCOne/