従来製品の「HDE Anti-Virus for Server」はスケジュールにしたがったスキャンしか行えなかったが、HDE Anti-Virus 4.5 Realtime ScanではLinuxサーバ上のウイルスをリアルタイムに検知・駆除できるとしている。ウイルスの検知には、Kaspersky Labのエンジンを採用。拡張データベースを利用することで、スパイウェアにも対応できるという。
動作環境として、Red Hat Enterprise LinuxのASとESのバージョン2.1/3.0/4、さらにRed Hat Enterprise Linux WS 3.0/4に対応する。また同社のHDE Controllerと組み合わせることで、同じインターフェース上でサーバ構築からウイルス対策までを一元管理できるとのこと。HDE Anti-Virus 4.5 Realtime ScanはLinuxカーネルを変更せずに利用できるため、引き続きディストリビュータからのサポートを受けられる。