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トレンドマイクロ株式会社 |
トレンドマイクロ、既存ネットワークを変更せずに導入できる検疫ネットワーク製品を発表 2006/11/21
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アプライアンス製品による検疫ネットワークで内部統制の強化
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2006年11月20日、トレンドマイクロは簡単に導入・運用できる検疫アプライアンス製品「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500」を発表した。今回発表された「Network VirusWall Enforcer 2500」はトレンドマイクロとしては初の検疫システムの実現(構築、運用)を行うのものだ。
これまで同社製品であった「Network VirusWall」から検疫機能を大幅に強化し、簡単に検疫システムを導入・運用できるNACアプライアンスとしてリニューアルした新製品である。既存ネットワーク構成を変更することなく、企業のクライアントへのエージェントソフトのインストールや管理サーバの設置などが容易に構築することができる。

図:Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500本体
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検疫ネットワークとは
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持ち込みPCを社内ネットワークに接続しようとした際、ウイルス対策やセキュリティパッチの実施、不適切なアプリケーションなどが組み込まれていないといった適正な対策が講じられているのかをネットワーク接続前に確認するシステムである。目的としては、持ち込みPCによるウイルスの大規模感染の防止のみならず、情報漏洩対策といった内部統制としても利用されている。
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Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500の主な特徴
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- 導入・運用が容易
既存ネットワーク構成の変更や、クライアントへのエージェントソフトのインストール作業が不要。エージェントレスのアプライアンスであるため、設定変更などの運用も容易。管理機能を内蔵し、単体での導入・管理も可能。

図:脆弱性のポリシー設定画面
- 検疫機能の強化
ウイルス対策ソフトがインストールされていなかったり、ウイルスパターンファイルが古い、脆弱性が未修正など、あらかじめ設定したセキュリティポリシーに合致しないクライアントのネットワーク接続を禁止する。他にも接続したクライアントのレジストリ検索によるアプリケーション規制などを追加しており、より詳細なアクセス管理ができる。
- リアルタイム検索ツールによるクライアント対策
ウイルス対策ソフトが導入されていないクライアントが接続した際には、本製品からリアルタイム検索ツールを自動的にインストールすることができる。
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製品仕様
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CPU |
Intel Xeon 800 2.8GHz×2 |
メモリ |
1GB |
ネットワーク |
10/100/1000Base-T(Copper)×5 (オプションカードによりLANバイパス、ファイバーポートを4ポートまで追加可能) |
シリアルポート |
RS-232×1 |
大きさ |
高さ43.2×幅425×奥行き620.6mm |
消費電力 |
450W |
重量 |
9kg |
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価格と問い合わせ |
1,950,000円(同時アクセスユーザ250の場合)。
価格はハードウェア本体、ソフトウェア使用権、1年間のサポートサービス、および1年間のハードウェアセンドバック交換サービスの料金を含む。2年目以降は新規標準価格の40%でバージョンアップ、パターンファイルのダウンロード、ハードウェアセンドバック交換などのサポートサービスを継続できる。
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