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ソフトバンク・テクノロジー トレンドマイクロ |
ソフトバンク・テクノロジーとトレンドマイクロが検疫ネットワークサービスで協業 2006/11/28
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低価格かつ低運用負荷の検疫ネットワークを提供
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ソフトバンク・テクノロジーとトレンドマイクロは11月27日、ネットワークウイルス対策機器「Trend Micro Network VirusWall 1200」を活用した運用監視サービスを開始すると発表した。
今回の提供は2社の協業によるもので、12月4日よりサービスを開始する。運用監視サービスの費用は180,000円/月からで、初期導入費用についてはシステム規模による。
同サービスはトレンドマイクロの「Network VirusWall 1200」を使用し、ソフトバンク・テクノロジーの監視センターから遠隔で監視/運用を行うもの。構築から監視、オンサイト保守までをワンストップで提供するとのこと。導入に際しては「Network VirusWall 1200」をブリッジとして設置するため、企業のネットワークに対して大幅な変更は必要なく検疫ネットワークを構築できるとしている。
監視センターでは、ソフトバンク・テクノロジーが独自に開発した監視ツールを使用し、ログを基にしたセキュリティポリシー違反の情報通知やセキュリティレポートを提供する。セキュリティポリシー違反に関してはIPアドレスおよびコンピュータ名をメールで通知し、問題行動をとった端末の特定を容易にしている。
これまで必要性を感じながらも検疫ネットワークを導入していなかった企業を主なターゲットとしており、コストや運用面の負荷の軽減といったメリットを打ち出していくとした。
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検疫ネットワーク運用監視サービスの概要 |
同サービスで提供される主な機能は以下の通り。
リアルタイムでの メール通知 |
Network VirusWall配下のWindows端末でセキュリティポリシー違反が発見された場合、違反端末のネットワークアクセスをブロックし、リアルタイムにシステム管理者へメールを送信 |
- 下記項目でブロックされた理由と端末のIPアドレス、コンピュータ名を通知
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- Windowsパッチ未適用端末
- ウイルス対策ソフトウェアがインストールされていない端末
- ウイルスバスター コーポレートエディションのパターン
ファイル/検索エンジンバージョンが古い端末
- ネットワークウイルスに感染した端末
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月次での セキュリティ レポート提供 |
脆弱性診断やウイルス対策ソフトの有無、パターンファイル番号などの項目ごとによるブロック結果を記載し、セキュリティポリシー遵守状況が一覧できるレポートを送付 |
定期的に遵守状況を把握することで、システム管理者は企業内のセキュリティポリシーやシステム、社員教育方針を見直し、より効果的な運用を検討できる |
表1:サービス提供される主な機能
また詳細な内容については次のページで確認できる。
今後両社は、トレンドマイクロが検疫アプライアンスとしてリニューアルした「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500」によるサービスの拡充を視野に入れ、ソリューション提供を行っていくとのこと。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)
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