ゼンド・ジャパンは12月14日、「Zend Platform(ゼンド・プラットフォーム) for i5/OS」を2007年1月より提供開始すると発表した。製品の提供とサポートサービスについてはイグナスを通じて行われるとのこと。
「Zend Platform for i5/OS」は、IBMのビジネスサーバ「IBM System i」のOS「i5/OS」に向けた製品で、PHPサーバ機能を増強するためのソリューションだ。中堅・中小規模の企業でIBM System iの利用者を中心に、日本語のWeb開発・運用プラットフォームを提供するとしている。
同ソリューションの導入により、従来IBM System iでは独自開発の必要性があった企業のWebフォーラムやWiki、blogといったWebアプリケーションを、短期間かつ容易に構築できるとのことだ。
Zend Platform for i5/OSの主な機能は次の通り。
- i5/OS上で簡単にPHPサーバ環境を構築可能
- PHP Intelligence(サーバの運用管理・問題解決ソリューション)
- PHP/Java Integration Bridge(PHPとJavaの連携機能)
- PHP Performance Management(PHPサーバの高速化ソリューション)
表1:Zend Platform for i5/OSの主な機能
同製品では標準的なPHPサーバ環境に加え、運用監視の強化やシステムの集中管理、高速化などの機能を備えている。Webアプリケーションの構築・管理のコスト低減に加え、サーバの処理能力を活かした業務環境を実現できるとのこと。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)
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