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未来予想が「Miraizβ版」に仕入経費管理・稟議機能を追加

2006/12/19
ベンチャー企業のコスト管理を支援

   未来予想は12月18日、同社が提供しているベンチャー向けの内部統制システム「Miraizβ版」に仕入経費管理・稟議機能を追加したと発表した。

   「Miraizβ版」は、ベンチャー企業の内部統制や業務の効率化を促進する目的で同社が提供しているASPサービスで、人事マスタや勤怠管理、工数管理、プロジェクト管理、売上分析、社内文書管理などの機能を備えている。従来の機能については、以下の記事を参照のこと。

未来予想がベンチャー企業向け内部統制システム「Miraizβ版」の無償提供を開始
http://www.thinkit.co.jp/free/news/0612/7/

   今回の追加機能についての詳細は以下の通り。

仕入経費管理機能
これまで工数管理システムによってプロジェクトごとに工数計算/人事マスタに保管されていた給与データから労務費の算出を行っていたが、収支管理を強化するにはプロジェクトに必要な材料や外注行為などの仕入原価も計上する必要があった。このため仕入管理機能を追加するとともに、各プロジェクト単位の原価に仕入原価を計上することで、収支改善や経営の意思決定時の判断材料を提供することが可能となった。
稟議機能(ワークフロー機能)
ベンチャー企業が業容を拡大させていく過程では、取引先との契約の締結や購買活動、キャンペーンの実施など、決裁権限者の社内承認を必要とする稟議申請が増える。Web上で稟議申請が実施できる機能を追加することによって、Webを閲覧できる環境があれば外出先からでも決裁権限者が承認できる環境が整った。稟議形態として、購買稟議や契約稟議、実施稟議、リーガルチェックなどから自由に設定することが可能。

   同システムの利用は20ユーザまで無償となっており、ユーザの追加に関しては問い合わせが必要とのこと。

問い合わせ先
未来予想株式会社
TEL:03-6667-5880
http://www.miraiz.co.jp/

(ThinkIT編集局  神保 暢雄)