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米IBM、System z上で稼動するLinux向けアプリケーション数の拡大を発表

2006/12/25
IBMメインフレームとLinuxで急成長するIBMビジネスパートナー

   米IBMは12月19日(米国時間)、390社以上の同社のビジネスパートナーがオープンメインフレームサーバ「IBM System z」上で稼動するLinux向けのアプリケーションを1,000近く提供するようになっていることを発表した。これは前年比100%増となるとのこと。またSystem zでLinuxを利用するユーザ数も前年比30%増となったという。この急成長はIBMだけでなくビジネスパートナー各社にもメインフレームに関するビジネスチャンスをもたらしているとIBMは述べている。

   System zはユーザニーズ、市場機会、外的脅威にリアルタイムで対応するオンデマンドビジネスを実現するためのITインフラの中核となるメインフレームだ。System zはユーザが求めるビジネスの回復力やセキュリティ、システム管理、ビジネスインテグレーションに関する豊富な機能やソリューションを提供している。

   メインフレーム向けLinuxアプリケーション開発が活発な背景には、高度な仮想化技術に支えられたLinuxサーバがもたらす優れた価格性能比が、ユーザから評価されていることがあげられるという。その結果、従来は分散系システムで稼動していたようなWebアプリケーションやERPなど「ニューワークロード」と呼ばれるアプリケーションがSystem z上で稼動するようになったという。

問い合わせ先
日本アイ・ビー・エム株式会社
ダイヤルIBM

TEL:0120-04-1992
http://www.ibm.com/jp

(ThinkIT編集局  千本松 歩)