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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
日本オラクル株式会社
CTCとオラクル、RFID市場に参入
2006/12/26
オラクル、SOAを活用し、RFID市場を拓く
12月25日、伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)と日本オラクルは協業体制を強化し、RFIDビジネス分野に本格参入すると発表した。本発表は2006年5月にRFIDビジネスを推進するために発足した「CTC Oracle RFID Initiative」の活動を強化し、RFIDビジネス市場を開拓していくことをあらわしている。
これにより、CTCはSOA基盤によるRFIDの構築を推進し、日本オラクルは11月29日に発表した「Oracle EDA Suite」を推して行く形になる。また、CTCはRFIDに関するサービスを「CTC RFIDビュッフェサービス」と名づけ、以下のメニューで用意している。
フィージビリティスタディ支援、企画・計画支援、技術支援
SCMや工程管理などの顧客のビジネス課題を解決する上位のビジネスアプリケーション層の提供
アウトソーシングサービスもあわせて、RFIDシステムにおけるITライフサイクルのすべての段階のサービスの提供
表1:CTC RFIDビュッフェサービス
RFIDの需要は年々高まってきており、実験段階から導入段階に移りつつある。しかし、企業システムの連携は必須であり、SOAといった統合環境での運用が求められていた。このような全社的な広がりが必要なRFIDの導入にはSIサービスも必要とすることから、本発表は強力なソリューションとなりうるだろう。
また、既に具体的な事例として、平成18年度経済産業省の物流プロジェクトがある。
問い合わせ先
伊藤忠テクノソリューションズ
http://www.ctc-g.co.jp/
日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)