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株式会社アクティブコア
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アクティブコア、行動ターゲティング分析ASPサービスに広告ポストクリック効果機能を強化

2006/12/4
ユーザ行動プロセスの「見える化」で広告費用対効果の新機軸を実現

   アクティブコアは12月1日、行動ターゲティング分析サービス「ac cruiser ASP」に、インターネットユーザの行動プロセスを広告ポストクリック効果として可視化する広告評価機能の販売を同日から開始することを発表した。価格は、初期費用が52,500円で、月額費用が52,500円(月間PV数が20万未満の場合)から(価格は税込み)。

   「ac cruiser ASP」は行動ターゲティングを広告評価に応用することで、同一セッション内の行動履歴だけではなく、過去に遡ったセッションに含まれるユーザ行動履歴を収集・分析し、ユーザ行動における広告反応の可視化と広告媒体の直接的・間接的な貢献度を数値化するサービスである。

   今回追加された新機能は、広告ポストクリック効果を把握する仕組みをサービス化したもの。広告ポストクリック効果とは、ユーザが以前クリックした広告の製品を再びサイトを訪れて、購入に繋がった場合の効果のことである。

   従来インターネット広告評価として利用されているコンバージョン分析は、同一セッション内におけるユーザ行動を前提とした閲覧履歴情報を基準としているため、ユーザが購入時点で接触している広告(成果広告)を知ることはできても、そのユーザの行動喚起に影響を与えた広告(認知広告)を知ることができないという欠点があった。

   今回の新機能により認知効果が高い広告の特定および認知広告から誘導される頻度やその間接的効果を数値化できるようになるとのこと。これは広告費用対効果の新しい指標となるという。

問い合わせ先
株式会社アクティブコア
http://www.activecore.jp

(ThinkIT編集局  曽我 一弘)