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ディジ インターナショナル株式会社
株式会社アットマークテクノ
ディジ インターナショナルが無線LAN標準搭載Linux開発ボード「Armadillo-300」の出荷を開始
2007/1/11
短期開発ソリューション推進「ジャンプスタートキット」プログラム第3弾
ディジ インターナショナルは1月10日に、無線LANを標準搭載したLinux開発ボード「Armadillo-300」の出荷を開始した。開発セットの価格は49,500円。
「Armadillo-300」は、ディジ インターナショナルのネットワークプロセッサ「NS9750」を採用したLinux開発ボードで、組み込みワイヤレス製品へのニーズに対応したもの。同社は組み込みネットワーク機器の短期開発ソリューションを推進しており、同製品はその一環として行っている「ジャンプスタートキット」プログラムの第3弾となる。
図1:「Armadillo-300」
Armadillo-300の主な特徴は以下の通り。
高性能ネットワークプロセッサ「NS9750」を搭載
ARM926EJ-Sコアを採用したクロック周波数200MHzの32ビットプロセッサ「NS9750」を搭載。DSPコードやJavaバイトコード・アクセラレータ、MMUを活用できるほか、PCI/CardbusやUSB 2.0、シリアル、GPIO、LCDコントローラなどの周辺機能を1チップ化している。
802.11a/b/gとイーサネット
IEEE802.11a/b/g対応の無線LANモジュール(認証取得済)と10/100Base-Tイーサネットの両ネットワーク機能を搭載。
Linuxを採用
標準OSとしてKernel 2.6ベースのLinuxを採用。デバイスドライバを含むすべてのソースコードやGNU開発環境を用意し、アプリケーション開発をすぐに開始できる。
表1:Armadillo-300の特徴
ボードの設計およびLinuxの実装はアットマークテクノが行っており、開発セットには本体のほか、マニュアルやGNUクロス開発環境、Linuxソースコード一式が含まれたCD-ROM、シリアル変換ケーブル、シリアルクロスケーブル、5V電源セットなどが付属する。
問い合わせ先
ディジ インターナショナル株式会社
http://www.digi-intl.co.jp/
株式会社アットマークテクノ
http://www.atmark-techno.com/
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)