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サン・マイクロシステムズ株式会社
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サン・マイクロシステムズ、Java Platform Standard Edition 6をリリース

2007/1/19
機能強化により、パフォーマンスと使用感を向上

   サン・マイクロシステムズは1月17日、Java Platform Standard Edition 6(以下、Java SE 6)ソフトウェアをリリースしたことを発表した。スムーズな使用開始ができるように同社ではJava SE 6ソフトウェアの無料オンライン・サポートを期間限定で提供している。申し込みは2月14日まで。

   Java SE 6は、これまでのバージョンと比較してより高速で使いやすく、信頼性も高くなっている。専用のサン開発者サービスとともに利用することで、開発サイクルを短縮するだけでなく、アプリケーションのライフサイクル全体でパフォーマンスや信頼性を最適化することができるという。

   Java SE 6プラットフォームは以下のような特徴があるという。

パフォーマンスの大幅な向上
既存のデスクトップ/サーバJavaアプリケーションを新しいJava SE 6で実行すると速度が向上する。これはサーバプラットフォームで、機能追加なしで達成できるパフォーマンスとしては業界最高となる。
信頼性の向上
拡張診断ツールにより、開発者は複数のプラットフォームを対象にアプリケーションのバグやパフォーマンスのボトルネックをすばやく識別し、修復することが可能。またSolaris Dynamic Tracing(DTrace)技術との統合強化により、Solaris 10を利用している場合、実行中のJavaアプリケーションやJava Virtual Machine、ネイティブメソッドの動作をより詳細に確認できるようになった。
ユーザインターフェースの強化
Java SE 6はSolaris、LinuxおよびWindows Vistaを含むWindowsとより密接に統合されているため、Javaアプリケーションの外観や使用感、動作がネイティブプラットフォームに近くなった。

表1:Java SE 6プラットフォームの特徴

   さらに、オープンソースの「NetBeans Integrated Development Environment 5.5」(IDE 5.5)を利用することで、アプリケーション開発がこれまでと比較してシンプルに行うことができるようになるという。IDE 5.5はJava SE 6プラットフォームとともにダウンロードできるほか、単独ダウンロードも可能とのこと。

問い合わせ先
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/

(ThinkIT編集局  千本松 歩)