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米IBMがLotusphere 2007において新製品など4ソリューションを発表

2007/1/30
コラボレーション/共有などの分野で革新的なツールを提供

   米IBMは1月22日(現地時間)、フロリダ州オーランドで開催されたイベント「Lotusphere 2007」において、「IBM Lotus Connections」「IBM Lotus Notes/Lotus Domino 8」「IBM Lotus Quickr」「IBM Lotus Sametime」に関する発表を行った。

   IBM Lotus Connectionsは、企業向けの統合ソーシャルソフトウェアプラットフォームで、Web 2.0技術をベースに「アクティビティー(Activities)」と「コミュニティー(Communities)」「ドック・イア(Dogear)」「プロフィール(Profiles)」「ブログ(Blogs)」の5つのコンポーネントから構成される。

   本製品は、「個々のニーズ」という観点から人と人との繋がりを素早く築き上げ、新しいリレーションシップの構築を補助するとともに、情報の再利用や専門知識を持つ人材の発見、アイデアや情報の交換を行うことで、組織の知識の向上や作業時間の短縮などを目的とする。なお、2007年上半期に発売を開始する予定とのこと。

   IBM Lotus Notes/Lotus Domino 8については、2007年半ばに予定されている正式版の出荷を前に、公開ベータ版の提供が行われるとのこと(2月予定)。コンポジット・アプリケーションのサポートを新たに追加し、さらにオフィス文書形式対応とRSS購読機能もサポートするという。また今回発表された製品群との連携も可能とのこと。

   IBM Lotus Quickrはビジネスコンテンツの共有とコラボレーションを行うソリューション。受信メールの一括管理やコンテンツのリアルタイム共有、ファイルのバージョン管理、RSS/Atomフィードによる配信などが可能。発売開始時期は2007年上半期中を予定している。

   IBM Lotus Sametimeは、2007年第2四半期のはじめに出荷予定の新バージョンにおいて、1対1でのリアルタイム動画機能やコミュニケーション機能を拡充する予定とのことだ。Lotus QuickrとLotus Sameimeの連携により、Lotus Quickrのチームスペース上で在席確認やチャットの開始を行えるほか、Lotus Connectionsとの連携で、ライブラリにドック・イアを作成できるという。

問い合わせ先
日本IBM株式会社
http://www.ibm.com/jp/

(ThinkIT編集局  神保 暢雄)