IBM Lotus Connectionsは、企業向けの統合ソーシャルソフトウェアプラットフォームで、Web 2.0技術をベースに「アクティビティー(Activities)」と「コミュニティー(Communities)」「ドック・イア(Dogear)」「プロフィール(Profiles)」「ブログ(Blogs)」の5つのコンポーネントから構成される。
IBM Lotus Notes/Lotus Domino 8については、2007年半ばに予定されている正式版の出荷を前に、公開ベータ版の提供が行われるとのこと(2月予定)。コンポジット・アプリケーションのサポートを新たに追加し、さらにオフィス文書形式対応とRSS購読機能もサポートするという。また今回発表された製品群との連携も可能とのこと。
IBM Lotus Quickrはビジネスコンテンツの共有とコラボレーションを行うソリューション。受信メールの一括管理やコンテンツのリアルタイム共有、ファイルのバージョン管理、RSS/Atomフィードによる配信などが可能。発売開始時期は2007年上半期中を予定している。
IBM Lotus Sametimeは、2007年第2四半期のはじめに出荷予定の新バージョンにおいて、1対1でのリアルタイム動画機能やコミュニケーション機能を拡充する予定とのことだ。Lotus QuickrとLotus Sameimeの連携により、Lotus Quickrのチームスペース上で在席確認やチャットの開始を行えるほか、Lotus Connectionsとの連携で、ライブラリにドック・イアを作成できるという。